ジェットスターの機内持ち込みできる手荷物の重さは7kgと、他のANA・JAL・スカイマークと比べると制限が厳しいです。過去に何度もジェットスターで成田空港・福岡空港・新千歳空港・関西空港・中部国際空港(名古屋)と国内線を利用していますが、手荷物検査を受けたことはありませんでした。でも、2016年9月に成田空港を利用したとき搭乗口で手荷物検査のチェックがありました。重量とサイズのチェック、オーバーしたときの料金、重さを抑え追加料金を払わないための方法についてまとめました。
手荷物の機内持込と受託手荷物の重さ
ジェットスターでは、機内持ち込みできる重さが7kgとなっていますが、今まで手荷物検査を受けたことはありませんでした。2016年9月に2回、成田空港を利用したときには、2回とも搭乗口で手荷物検査があり、重さとサイズのチェックがありました。
機内持ち込みできる重さは搭乗者一人あたり7kgで個数は2個となっています。では、7kgを超えたとき搭乗口で支払う追加料金はいくらになるのか調べてみました。
荷物区分 | 機内持込 | 受託手荷物 | ||
---|---|---|---|---|
項目 | 重さ | 個数 | 重さ | 料金 |
エコノミークラス | 7kg | 2個 | 15kgまで | 2,600円 |
15kg超 | 800円/kg |
15kgまでが2,600円の追加料金で、15kgを超えると1kgあたり800円加算されます。この料金は、搭乗日当日に荷物の重量が重くなり、受託手荷物として預けるときの料金です。
予約時に7kgを超えるのが分かっていれば、受託手荷物の料金をもっと安く抑えることができます。
受託手荷物 | |
---|---|
重さ | 料金 |
15kgまで | 1,150円 |
20kgまで | 1,400円 |
25kgまで | 1,800円 |
30kgまで | 2,150円 |
35kgまで | 2,450円 |
40kgまで | 2,800円 |
搭乗口で重さ・サイズの手荷物検査
搭乗口の横に手荷物の重量を量るための体重計が置いてあります。搭乗案内が始まる前に手荷物検査を受ける必要があります。7kg以上あると機内に荷物を持ち込むことはできません。受託手荷物として預けることになります。重量に不安がある人は、置いてある計量器にすべての荷物を置いて量っておくといいです。以下で紹介する方法で追加料金を払わずに済むかも知れません。
手荷物検査を受けて、重さが7kg以下であればジェットスターのタグを付けてくれます。このタグが搭乗するときに無いと「チェックしてください」と言われてしまいます。お土産なども一緒に量らないといけませんので、結構多くの人が引っ掛かっていました。そこで、手荷物の重さ制限をクリアするためのいくつかの方法をお伝えします。
手荷物の重さ制限をオーバーしていたら
手荷物検査で7kgの重さ制限を超えていたら、追加料金を支払わないといけません。ジェットスターは格安航空会社のLCCだから仕方ないと思うしかありません。でも、できれば、追加料金を支払わないで無料で済むなら、それに越したことはありません。
同行者と荷物を分ける
家族や夫婦、カップルなど2人以上で搭乗するときには、軽い荷物のほうに重い荷物を移してお互いに7kgにします。
例えば、
Aさんの荷物は10kg
Bさんの荷物は4kg
だとすると、Aさんは重量オーバーになるので追加料金を払う必要がありますが、Bさんは4kgしかないため、あと3kg分の荷物を持ち込むことができます。なので、Aさんの荷物から3kgをBさんの荷物に移すことでお互いが7kgになり、Aさんは追加料金を支払う必要がありません。
重量チェック後にお土産などを買う
お土産の重さも結構あります。そのため、お土産を購入していなければ重さを超えることがなかったということもあります。そのため、搭乗口に着いたら重さを事前に量っておき、ギリギリなら手荷物検査を早々と済ませてから、お土産を購入してカバンの中に入れてしまえば、分からないと言えば分かりません。
チェック済みのタグはカバンを開封することができるようになっているので、チェック後に荷物を入れても分からないですが、自己責任でお願いします。
荷物を一部出してチェック後に再度入れる
この方法は、いけないことですが私がジェットスターを利用したとき、搭乗口でまっていたら隣の人が行なっていました。事前に重さを何度も量っていたので、何かおかしいなぁと思っていたら、手荷物の中から少しずつ荷物を出して座っていたソファーに置いて、同行者の影になるところに置いていました。恐らく手荷物の重さが7kgになったところで、手荷物検査を受けてタグのシールを貼ってもらっていました。
椅子に戻ってくると、同行者の影になるようにして、出していた荷物を手荷物に戻して搭乗していました。自己責任でというより、道徳的な問題のように思います。私個人的には全くおすすめしませんし、何かあったときに嫌な気持ちになるのは自分なので絶対にこんな方法はしません。
まとめ
ジェットスターの機内持ち込みできる手荷物の重さはかなり厳しいです。7kgというのはあっという間に過ぎてしまいます。私は今回、同行者がいたので荷物を分けてもらい7kgにして行きましたが、キャリーケースを含めて9.95kgありました。なので、約3kgを同行者にお願いしてお互い7kg以下で搭乗しました。
帰りは重さがオーバーすることが分かっていたのでホテルからお土産とすぐに使わない洋服や荷物をゆうパックで送って7kg以下にしていきました。重量オーバーによる追加料金も結構高いので、重さには十分に気をつけたほうがいいです。