四国では初めての本格的な観光列車「伊予灘ものがたり(愛媛県)」なので
他県からだけでなく地元の人の利用も多いのが特徴。
地元にも愛される列車です。
四国初の観光列車「伊予灘ものがたり」
車内は観光列車のトレンドとなっているレトロモダンな佇まいになっています。
最大の見所は車窓から迫ってくる伊予灘の海です。
トンネルを抜けると視界が開け、綺麗で眩しいほどの伊予灘が現れます。
車内の座席は工夫されていて、見晴らしの良い山側の座席は一段高くなっています。
- 運行区間:松山~八幡浜
- 運行時間:2時間22分(八幡浜編の場合)
綺麗な海を眺めながら、食事を楽しめる観光列車で幸せなひと時を過ごすことができます。
車両デザインは、社員の松岡哲也さん。
他の観光列車は、水戸岡鋭治さんがプロデュースしている車両が多いです。専門家の人が手がけることが多い中、社員の人がデザインしたものが採用されるのは珍しいと思います。
愛媛特産のオレンジと香川のオリーブの緑色の塗装カラーが特徴ボディ。
全席グリーン車指定席で、全国のみどりの窓口および旅行会社でチケット予約および購入ができます。
運行日は基本的に土日祝となっています、運行確認をしてから予約するなり、利用して下さい。
「伊予灘ものがたり」のおすすめポイント
この伊予灘ものがたりは、下灘駅にも停まります。
下灘駅と聞いて、思い出すことってありませんか?
「伊予灘ものがたり」のシンボルマークもなっていますが、下灘から見る夕日が絶景です。
その絶景から、沈む夕日が立ち止まると言われるほどの美しさ。
運転本数は4本ですが、1号・2号との呼び名ではなく大州編、双海編、八幡浜編、道後編という呼び名となっています。
各列車には、アテンダントが乗務して、観光案内や車内販売を行なっています。
「伊予灘ものがたり」で食べられる愛媛のご当地グルメ
瀬戸内でとれた海の幸や地元でとれた野菜がふんだんに使った本格的なフレンチ松花堂弁当をお箸で頂きます。
器は、地元の砥部焼を使っているというこだわりよう。
まとめ
車内には、県内の特産品がレイアウトされたおしゃれなショーケースや壁には絵がかかっていたり、洗面ブースの洗面鉢は磯辺焼が使われていて木目とマッチした作りになっています。
シートは、ゆったりとしたクッション付きでシックな木目でレトロな雰囲気がとてもよい。
午前中は、空と海のブルーが望めて爽やかな色彩を味わうことができ、夕方は伊予灘に沈むオレンジの夕日を楽しめるため、午前と午後と両方共体験したい観光列車です。