京都通に聞いたおすすめの紅葉名所の嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)。
嵯峨釈迦堂の名で知られている清凉寺は京都市嵯峨にあるお寺で紅葉の他にも、春先には梅の花も有名で多くの人が訪れる場所です。
嵯峨釈迦堂の紅葉情報
嵐山周辺で育った人にとっては、嵐山から嵯峨一帯は遊び場であり、心癒される散歩道となっています。嵐山周辺は小倉山や大堰川(おおいがわ)、数々の名刹などすべての風景に強い愛着を持つ人が多いほど心惹かれる場所です。
朝霧太夫の歌碑があり、江戸時代に歌舞音曲、和歌、書などの諸芸に秀でた名妓であったと聞きます。その朝霧太夫の名を戴いて作られてお菓子「夕霧」を井筒屋で食すのも楽しみの1つです。
一面真っ赤になる紅葉ではなく、所々に紅葉した木々があり、「こっちも見て・・・こっちも見て」と誘っているかのように思える清涼寺の紅葉。圧倒的な紅葉の赤をアピールする紅葉に、控えめな虹色が楚々とした夕霧のイメージと重なり、いっそう紅葉狩りが盛り上がります。
清凉寺は立派な建物で大きなお寺ですが観光ツアーなどは少ないように思います。境内は無料で拝観することができますので、境内を見て回るだけでも紅葉が綺麗ですが清涼寺の本堂・庭園(拝観料:500円)に入ると立派な庭と紅葉が綺麗です。
本堂の裏側に広がる紅葉が美しいのと周囲を紅葉で囲まれた弁天堂が紅葉を楽しむためのスポットだと思います。
嵯峨釈迦堂(清涼寺)の紅葉見頃時期
11月中旬から11月下旬
嵯峨釈迦堂(清凉寺)の紅葉ライトアップ
嵯峨釈迦堂(清涼寺)では、夜間のライトアップは行なっていないようです。
でも、清凉寺の囲いの塀から紅葉が道路側に出ていて、月明かりに映し出される紅葉がとても美しいです。上から照らされた紅葉と外壁とのコントラストが素敵です。
ライトアップが無いのは残念ですが・・・
嵯峨釈迦堂(清涼寺)のアクセス情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
交通(電車):JR京都駅から市バス28系統大覚寺行きで45分、嵯峨釈迦堂前下車すぐ
駐車場:有(有料800円)
トイレ:境内に公衆トイレあり
拝観時間:9:00~17:00
料金:本堂 大人400円、中・高校生300円、小学生200円、霊宝館入場料共通なら700円
ライトアップ:無し
嵯峨釈迦堂(清涼寺)の紅葉動画(YouTube)
まとめ
清凉寺の紅葉を楽しんだら、仁王門の横にある大文字屋(だいもんじや)で休憩してみては如何でしょうか。
大文字屋の名物は、「あぶり餅」は応仁の乱の頃、飢餓に苦しむ民衆にお寺の境内でふるまわれたといいます。からめた白味噌甘ダレがほどよい甘さの嵯峨名物のあぶり餅。