和紙をちぎって台紙に貼っていくちぎり絵。おばの家に行った時に、趣味でしていると言っていた和紙ちぎり絵を見せてもらいました。
部屋にもたくさん飾られていましたが、それでも飾れないものをしまっているとのことで、今回はいくつか写真を撮らせてもらいましたので紹介します。
和紙ちぎり絵作品の写真
部屋に飾っているちぎり絵は、富士山が多かったです。春夏秋冬と四季を感じることができる富士山のちぎり絵。富士山の顔がすべて違い、季節感を感じることができるちぎり絵デザインになっていると思います。
秋の紅葉時期の富士山のちぎり絵。富士山の山頂に微かに残る白い雪と、裾野に広がる黄色や赤、緑といった木々のコントラストが美しいです。
上空からみた富士山。雲海の中に山頂付近だけが顔を出している幻想的な富士山。
青く透き通った空に、新緑に包まれた富士山。手前に湖がある春先を感じさせるちぎり絵です。きちんと額に入れて飾っています。
こちらは、竹をモチーフにしたちぎり絵です。ピンク系の和紙を使った秋をイメージした竹です。とてもシンプルなデザインですが、季節感をしっかりと感じることができるので、いいと思います。
竹のちぎり絵をアップ画像にしてみました。写真からだと分かりづらいかも知れませんが、細かく千切った和紙を貼りあわせているのがよく分かります。結構、細かい作業の積み重ねなんですね。
河川の風景画のちぎり絵。和紙を千切っただけで、ここまで細かい色合いや木々を表現できるなんてスゴイと思ってしまいます。きちんと川面に映る木々も表現されています。
花のちぎり絵。色のコントラストや花弁にある葉脈や雌しべや雄しべまで、きちんと表現されています。絵の具や油絵などではなく、すべてちぎり絵で作っているのがすごい。
冬を迎える間近の風景画。
夏の風物詩であるひまわりをモチーフにしたちぎり絵。写真を撮るときの明るさが強かったので色が薄く感じるかも知れませんが、様々な色を組み合わせているひまわりを引き立てる花々。バランスもいいですし、元気をもらえるちぎり絵です。ということで、こちらのちぎり絵は、無理を言って譲ってもらい、家に飾っています。
そのうち、額を購入してちゃんと飾ろうと思っています。
まとめ
おばは、ちぎり絵の教室に通っていたそうですが、作り方を覚えて、家で作っています。70歳近くになるおばですが、高齢者というと失礼なほど、元気にちぎり絵を作っています。
普通は下絵を書いたり、写真などを印刷して、それを下絵にし、上から千切った和紙を貼り付けていくようですが、おばは下絵や図案無しで作成していました。
通っていたちぎり絵教室には、年配者だけでなく小学生の子供も参加していたらしく、おばを始めとした年配者は、子供にあって話すことが楽しみで通っていたようです。子供でも簡単にでき、和紙でなくても、折り紙を使っても手軽にできるのでいいようです。
高齢者の方は、指先を動かしたり、色の組み合わせを考えたりすることでボケ防止や認知症の防止などに役立つみたいです。一種の脳トレですよね。
ちぎり絵キットやセットが売られていますし、下絵や図案になる本などもありましたので、これから始める人や初心者の人におすすめです。