京都通に聞いたおすすめの紅葉名所の青蓮院(しょうれんいん)。
青蓮院に入ってすぐに大きなクスノキが出迎えてくれます。このクスノキは、京都市天然記念物に指定されており、樹齢800年という立派な木です。ご神木のように雄大な姿で、訪れる人達を出迎えてくれ、その樹齢のパワーをもらえる場所です。
青蓮院の紅葉情報
室町時代の庭師・相阿弥作と伝えられる池泉円遊式庭園です。江戸時代に小堀遠州が補作、明治初期に小川治兵衛が一部を改造したという日本庭園を代表する名園です。
粟田山を借景に、その山裾に広がる客殿前庭園の楓が、まさに燃え立つばかりの深紅に染まる11月中旬は、国宝の青不動に描かれる火焔がそのまま、庭に燃え移ったかのような迫力です。苔の緑と紅葉のコントラストが、ライトアップでさらに鮮やかさを増す夜の景色も見所です。
天明8年(1788年)の大火の際、後桜町上皇の仮御所となったことから「粟田口御所」とも呼ばれる青蓮院です。寺院とは言え、どこかに典麗な佇まいを残すのは、そんな歴史の故。青蓮院の象徴でもある門前の5本の大楠は、樹齢800年の老樹で一見に値する天然記念物です。
青蓮院の紅葉見頃時期
11月下旬~12月上旬
青蓮院の紅葉ライトアップ
青蓮院では、夜間の特別拝観が行われ、その際に紅葉のライトアップが行われます。
夜間特別拝観は、10月下旬から12月下旬まで開催されています。時間は18時から22時(受付終了21:30)まで行われます。拝観料は大人800円、小中高校生400円となっています。
ライトアップされた龍心の庭は、昼間とは違う趣で見る人を魅了するほどに美しいです。
青蓮院のアクセス情報
- 住所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
- 交通(電車):地下鉄東山駅から徒歩5分
- 駐車場:5台有り(無料):夜間特別拝観期間は駐車不可
- トイレ:有り
- 拝観時間:9:00~17:00
- 料金:大人500円・中高生400円・小学生200円(夜間特別拝観料は別途必要)
- ライトアップ:有り
青蓮院での紅葉動画(YouTube)
まとめ
境内にある、特別拝観は好文亭が一般公開されています。そして、期間中、月釜の茶会が行われ、正椎名お茶のお点前を楽しむことができます。初めての人でも気軽にお茶席を体験できる良い機会ですので、是非、お茶を戴いて見て下さい。
緊張するかも知れませんが、心を落ち着かせることも出来ますし、日本の文化を知ることもできます。
青蓮院から将軍塚青龍殿に行かれる際には、シャトルバスが青蓮院より出ています。30分毎に運行されていて、片道100円となっています。