池上梅園(東京都大田区)の梅の見頃時期と梅まつり・開花情報について調べてみました。
池上梅園の観梅は、2月中旬から3月上旬まで観ることができます。梅の花は、大田区の花に指定され、「清楚にして気品に満ち、早春、寒さに負けず咲くその姿は、 若い世代の人が多い大田区には特にふさわしいもの」として歴史的な由緒も深い梅が制定されたそうです。
池上梅園の梅の見頃時期と梅まつり
大田区にある池上梅園は、池上本門寺西側にある斜面に植えられた梅林で、約30品種、370本も植えられています。
園内にある見晴台から観る梅園は、見下ろす感じでいいですが、見晴台自体が低いので景色を楽しむには高さが足りません。もう少し、高くして頂けるともっと綺麗な梅の花が観れると思うのですが・・・。
国道1号線(第二京浜)が目の前を通っていて、交通量が多く、車の騒音が気になるところですが、梅園の中は木々が茂っていて、閑静な空気感に満たされ、周辺の騒音も気にならないです。
この池上梅園は、築地の料亭経営者小倉氏の没後、遺族の意志により、庭園として残すことを条件にご遺族から東京都に譲渡され、1978年に大田区に移管された経緯があります。その後、大田区が植林し、手入れを行ない今の池上梅園になっています。
池上梅園の梅の花情報
2月中旬~3月上旬 | |
370本 | |
紅梅、緑がく枝垂れ、思いのまま、呉服枝垂れ、八重揚羽など |
池上梅園の梅の花
丘の斜面を利用して植えられている梅園には、白と紅の梅の花が半分の割合で植えられています。3月上旬の見頃時期になると白と紅の花が紅白の色合いが分かり、見晴台から見るとハッキリと分かります。
池上梅園の梅まつり
池上梅園では、梅まつりは開催されていません。
池上本門寺は、とても広く境内には様々な歴史的建造物がありますので、散策してみるのもいいです。
また、茶室を見学したり、日本庭園をみたりして心和ませる風景を堪能しましょう。古き良き時代お景色や風景を見ると自然と心が落ち着き、穏やかな気持ちになりますよね。
池上本門寺は、梅だけでなく、つつじも有名です。
池上梅園の混雑状況
池上梅園に梅の花を観に来る人は、梅の見頃時期である2月中旬~3月上旬の約20日間で、来場者数は14万人程度の人が訪れるようです。
※来場者数は公開されていませんでした。池上梅園に行った時に、係の人に直接聞いた人数ですので、ざっくりとした人数です。
東京都大田区という都心部にあり、近隣のみ人だけでなく、県外からも池上本門寺の梅を観に来る人が多くいます。
駐車場はありますが25台と少ないですので、近隣のコインパーキングを利用することになりますが、それでもどこも満車になりますので、公共交通期間を使って行くほうがスムーズです。
池上は、くず餅発祥の地
池上はくず餅の発祥の地と言われています。そして、池上周辺には、くず餅で有名なお店が3店舗あり、浅野屋本舗・相模屋・池上池田屋があります。
梅シーズンになると、どのお店も混雑しています。皆さん、梅の花を見た後の休憩にくず餅を食べに行くのです。
私も、梅園を観た帰りに、池上駅の目の前にある浅野屋本舗で、くず餅とお抹茶セットを食べてきました。くず餅とあんみつのセットも人気がありますが、ちょっと大人な雰囲気を出そうとお抹茶に。
とても美味しいので立ち寄って是非、食べて下さい。帰りには、くず餅のお土産を買って、家でもブルンとして、モチっとして、甘めのきなこを堪能しました。
池上梅園へのアクセス情報
- 住所:東京都大田区池上2-2-13
- 交通(電車):都営地下鉄西馬込駅→徒歩10分
- 交通(車):首都高速戸越出入口から国道1号(第2京浜)経由6分
- 駐車場:有り・・・25台(30分100円)
- URL:池上本門寺