子供が中高一貫校に通っていて、入学式のPTA会長の代表祝辞を何となく聞いていましたが、よくよく考えると、中高一貫校の入学式の挨拶例文ってないですよね。
3年教育の場合の祝辞をアレンジすればいいとは思いますが、中高一貫校のPTA会長の代表挨拶の例文を紹介します。
中学校入学式のPTA代表祝辞の例文
挨拶項目 挨拶内容 新入生へのお祝いと学校の紹介 今日、皆さんは、中学生としてこの学校の門をくぐりました。おめでとうございます。そして、これから6年間、◯◯学校の生徒として過ごします。6年間と言えば、小学校で過ごしてきた時間と同じですね。小学校6年間で、皆さんは体も大きくなり、多くのことを学び、いろいろなことができるようになりました。ではこれから、皆さんはどのように成長していくのでしょうか。 この学校は、とても規則の少ない学校です。どうしてだか分かりますか。それは、いろいろなことを皆さんが自分たちで考え、決められるようにするためです。自分たちで考えて決めるというのは、何でも好き勝手にしていいという意味ではありませ。自分たちで目標を決め、そのために必要なルールや協同生活を、自分たちの手でつくりあげていということです。
新入生への期待 今、皆さんの前にいる先輩方も、そうやって、自分たちの学校生活をつくりあげてきました。◯◯学校の生徒として、どのように成長していくかは、皆さん次第です。もちろん、先輩方や先生方、そして私たちも、ともに学校をつくっていく仲間です。でも、自分の学校生活を充実させる主役は、皆さん一人ひとりです。それは忘れないでくださいね。6年後の皆さんの成長した姿を見るのが、今から楽しみです。 保護者へのあいさつ 保護者の皆様にもお祝いを申し上げます。卒業生も多く、結束の固いPTAですので、はじめは少し戸惑われることもあるかもしれませんが、仲間として気軽に声をかけ、何でも聞いていただければ幸いです。
中学校入学式のPTA代表祝辞のポイント
公立中学校とは違い、中学生に入学した入学祝いを伝えて、これからの中学校と高校までの6年間を過ごすことになるということを思い出してもらう場にします。
中高一貫校でも中学校の卒業式、高校の入学式は行われますので、節目のイベントはありますが、中学校の3年間を過ごした友達が、高校でも一緒になります。
高校から入学してくる生徒もいますが、3年間のベースがあるのと、授業の進み方が違うので、別々のクラスになることが高校は多いですね。
中高一貫校のメリットは、高校受験が無いこと。中高の6年間で自分の進むべきことを見つけ出してもらい、大学進学に向けた勉強ができるのが強みですし、授業の進み方も速く、大学受験を視野に入れた授業構成になっています。
まとめ
今回の例文は、自主性を重んじる校風を紹介して、6年間での成長を学校も保護者も望んでいることを伝えています。
また、学校の校風や雰囲気に慣れていない保護者のためにも、不安を和らげる言葉も添えてあげることを忘れないでください。
校風は、それぞれの学校により力を入れている分野が違いますので、学校にあった内容に変更しておきましょう。