ミュージックコンサートに行って、頭を前後に振ることありますよね。
特にロックコンサートになると、始まりから終わりまで、
頭を振り続けちゃいますが、やり過ぎに注意だそうです。
ロックバンドのコンサートに参加して頭を激しく振った男性が、
約2週間後から頭痛がひどくなり病院を受診して、
CT検査で硬膜下血腫が確認されたそうです。
頭を激しく振ることを、ヘッドバンギングといい、
頭を激しく振ったことで、脳を覆う膜と脳の間で
出血したことで硬膜下血腫になったということです。
ヘッドバンギングでのケガは
ムチ打ちや首の骨の損傷などが過去にもあったようです。
ヘッドバンギングが原因で脳出血を起こしたとして
ドイツの医師らが、イギリスの医学専門誌に発表していました。
コンサートやカラオケで頭を激しく振っている人は、
少し注意したほうがいいですね。
脳出血なので、命に関わる事態になりかねません。
ヘッドバンギングのリスク
1970年のヘビメタ全盛期には、ヘッドバンギング行為が
むち打ち症や頚椎損傷などに結びつく行為だと言われていました。
ヘッドバンギングの危険性は、深刻な問題だと
ハノーバー医科大は言っています。
なぜなら、ヘッドバンギングによる硬膜下血腫の事例が
過去に3例あり、うち1件は突然死の事例もあると。
この硬膜下血腫の報告事例は少ないそうで、
症状としては、自然と治まる中度の頭痛を起こす程度だったり
症状を示さなかったりすることが多いため少ないようです。
そのため、単なる頭痛だと思い込んでいる人が
多い可能性がありますね。
硬膜下血腫になったら・・・
頭部への損傷がなかったり、過去にも損傷による既往歴がなく
今、話題になっているような脱法ハーブなどの薬物使用をしたことがなく
頭痛が収まらない場合には、気にしておいた方がいいですね。
直近にコンサートに行き、ヘッドバンギングをしていたのであれば、
脳細胞に強い加速と減速を加えたために
脳の毛細血管が破裂したことが原因かも知れません。
鍵穴手術という方式で、溜まった血液を排出する手術を受けて、
約1週間程で退院することができるようです。
もちろん、手術後は悩まされていた頭痛からも解放されます。
まとめ
嵐のコンサートなど人気歌手のコンサートに行き、
思いっきり楽しむことはいいことだと思いますが
頭を激しく振るような行為はやめておこうと思います。
私は、頭痛持ちでもう何十年と頭痛と付き合ってきています。
今に始まった頭の痛みではないので、
今回のヘッドバンギングの恐れはないと思っています。
健康診断の時に、オプションでCT検査を追加して
頭部の検査を受けるのもいいかもしれません。
健康でいることが、何よりですから
早いうちに、病気を発見して
早期治療できれば、それにこしたことはないですから。
片頭痛かも知れないと思っているのでしたら
参考にされて下さい。