小学校や中学校、高校の運動会や体育祭、大学の体育大会などで、スローガンを決めますよね。
四字熟語を使った運動会・体育祭らしい、かっこいい四字熟語を使っていたり、一致団結や団体行動、絆、優勝などを連想させる四字熟語を使っている学校も多いですよね。
四字熟語を使った運動会に相応しいスローガンを意味と一緒に調べてみました。
運動会に使いたいかっこいい35個の四字熟語
雲外蒼天 ( うんがいそうてん )
困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望めるという意味。
不撓不屈 ( ふとうふくつ )
どんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと。
改過自新 ( かいかじしん )
自分のミスは素直に認め面目を一新すること。
百花繚乱 ( ひゃっかりょうらん )
種々の花が咲きみだれるように、優れた人物や業績が一時にたくさん現れること。
迅速果断 ( じんそくかだん )
物事をすばやく決断し、実行すること。思いきりがよく決行にすばやい。
一日一生 ( いちにちいっしょう )
一日は一生の短縮版であり、一生は一日の積み重ねでしかないのだから、一日を大切に生きることが一生を大切に生きることにつながる。
行雲流水 ( こううんりゅうすい )
空行く雲や流れる水のように、一事に執着せず、自然にまかせて行動すること。
疾風迅雷 ( しっぷうじんらい )
非常にはやい風と激しい雷。行動がすばやく激しいこと。
広壮豪宕 ( こうそうごうとう )
意気盛んで小さなことにこだわらず、思うままにふるまうこと。
明鏡止水 ( めいきょうしすい )
一点の曇りもない鏡や静止している水のように、よこしまな心がなく明るく澄みきった心境を指す。
炉火純青 ( ろかじゅんせい )
炉の火炎が純青になると温度も最高に達する。転じて学問や技芸が最高の域に達すること。名人の域に達するたとえ。
日進月歩 ( にっしんげっぽ )
日に、月に、絶え間なく進歩すること。絶えず進歩し、発展すること。
至誠通天 ( しせいてんにつうず )
吉田松陰の言葉で「誠を尽くせば、願いは天に通じる」といった意味の言葉。
勇猛果敢 ( ゆうもうかかん )
勇ましく強くて、決断力に富むこと。多少の抵抗にも負けず、思い切って物事を行うこと。「勇猛」は、勇ましく猛々しいこと。「果敢」は、決断力に富むこと。
力戦奮闘 ( りきせんふんとう )
力を出し尽くして闘うこと。一所懸命努力すること。
泰山北斗 ( たいざんほくと )
多くの人に喜ばれるもののたとえ。ある一つの領域で最も権威を認められ、尊ばれる人。
電光石火 ( でんこうせっか )
行動などが非常に速いことのたとえ。石を打ち合わせてでる火のような、ちょっと光る瞬間。
国士無双 ( こくしむそう )
国の中で他と比べる者のないようなすぐれた大人物、偉大な人材のことをいう。
有終完美 ( ゆうしゅうかんび )
何事も終わりが肝心であること。最後まで物事を立派にやり遂げること。「有終」は、「終わり有り」で、終わりをまっとうする意。
天衣無縫 ( てんいむほう )
(人柄などが)無邪気で飾り気がなく、素直で自然のままの様子。
至誠一貫 ( しせいいっかん )
最後まで誠意を貫き通すこと。
敢為邁往 ( かんいまいおう )
目的に向かって困難をものともせず、自ら思い切って、まっしぐらに進んで行くこと。
破天荒解 ( はてんこうかい )
今までだれもなしえなかったことをはじめて成し遂げること。
唯我独尊 ( ゆいがどくそん )
世の中で自分だけがえらいと思い上がること。
森羅万象 ( しんらばんしょう )
天地間に存在する、数限りないすべてのもの(万物)や事象。
色即是空 ( しきそくぜくう )
万物はいろいろの形を備えているが、すべては現象であって、永劫不変の実体などというものはなく、本質は空である。
一心不乱 ( いっしんふらん )
心をひとつに集中し、他の事のために心を乱されない。わき目もふらない。
臥竜鳳雛 ( がりょうほうすう )
優れた人物が好機をつかめず、世間に隠れていることのたとえ。
戮力協心 ( りくりょくきょうしん )
全員の心をひとつにし、一致協力して物事を行うこと。
破邪顕正 ( はじゃけんしょう )
不正を打破し、正義を実現すること。
星火燎原 ( せいかりょうげん )
些細なことでもほっておくと、手におえなくなるというたとえ。小さな勢力が徐々に力を増し、侮れなくなること。
武運長久 ( ぶうんちょうきゅう )
戦いにおける良い運が久しく続くこと。
破顔一笑 ( はがんいっしょう )
顔をほころばせて、にっこりと笑うこと。
随処為主 ( ずいしょいしゅ )
常に主体性を持つこと。人は環境や境遇に左右されて行動しやすいものであるが、どのような場合にも主体性を失わずにいきることが真の生き方であるということ。
一意奮闘 ( いちいふんとう )
心を一つのことに集中し、奮い立って戦うこと。また、力いっぱい努力すること。
運動会に使いたい団結や絆の四字熟語
意気軒昂 ( いきけんこう )
意気込みが盛んな様子。
臥薪嘗胆 ( がしんしょうたん )
目的を果たすために、あらゆる苦難に耐えること。
気宇壮大 ( きうそうだい )
心意気や発想などがとても大きく立派なこと。
気炎万丈 ( きえんばんじょう )
意気盛んなさまをいう。
愚公移山 ( ぐこういさん )
根気よく努力すれば、いつかは成し遂げられるということ。
言笑自若 ( げんしょうじじゃく )
どのようなことがあっても慌てずに平然としているたとえ。
捲土重来 ( けんどちょうらい )
一度敗れたり失敗した者が再び勢力を盛り返し、巻き返しを計ること。
鴻鵠之志 ( こうこくのこころざし )
英雄や豪傑など大人物の志 ( こころざし)のこと。
四海兄弟 ( しかいけいてい )
礼儀と真心をもって人に接すれば、世の人々は兄弟のように親しくなれる。
時節到来 ( じせつとうらい )
待っていた好機がやってくること。
七転八起 ( しちてんはっき )
何度失敗しても、また起き上がって努力するさま。
駿足長阪 ( しゅんそくちょうはん )
優れた人が、苦難を恐れず自分の才能を試してみたいと思うこと。
順風満帆 ( じゅんぷうまんぱん )
物事が順調に、好都合に進むことのたとえ。
心機一転 ( しんきいってん )
なにかをきっかけとして、気持ちが良い方向にすっかり変わること。
真実一路 ( しんじついちろ )
清く正しいまことの心を持って、ただ一筋の道を生き抜くこと。
晴雲秋月 ( せいうんしゅうげつ )
純真でけがれのない心のたとえ。
切磋琢磨 ( せっさたくま )
仲間同士でお互い励まし合い、学問や仕事に励むこと。
千載一遇 ( せんざいいちぐう )
千年に一回というきわめてまれな機会。
前途洋洋 ( ぜんとようよう )
見通しが明るく、将来の発展が期待されること。
大願成就 ( たいがんじょうじゅ )
大願がかなえられること。
重見天日 ( ちょうけんてんじつ )
悪い状態から抜け出し、再びよい方向に向かうこと。
天下泰平 ( てんかたいへい)
世の中が平和で穏やかに治まっていること。
点滴穿石 ( てんてきせんせき )
たとえ小さな力でも、持続すれば大きな目標を達成することができる。
闘志満満 ( とうしまんまん )
これから闘おうという気持に満ち溢れていること。
独立独歩 ( どくりつどっぽ )
他人に頼らず自分の信ずる道を進むこと。
独立不撓 ( どくりつふとう )
他人に頼らず自立して行動し、困難にあってもくじけないこと。
吐故納新 ( とこのうしん )
古いものを捨て、新しいものを取り入れること。
駑馬十駕 ( どばじゅうが )
優れた馬は1日に千里も走るが、のろい馬も10日走れば並ぶことができる意から、才能がない者でも努力すれば才能のある者に並ぶことができる。
発憤興起 ( はっぷんこうき )
気持ちを奮い起こし立ち上がること。
跛鼈千里 ( はべつもせんり )
困難なことでも努力をすれば成し遂げられるということ。
披荊斬棘 ( ひけいざんきょく )
困難を切りひらいて進むこと。
百折不撓 ( ひゃくせつふとう )
何度失敗しても、くじけずに立ち上がること。
百挙百捷 ( ひゃっきょひゃくしょう )
どんなことも、やればやっただけうまくいくこと。
百発百中 ( ひゃっぱつひゃくちゅう)
予想や計画などがすべてその通りになること。
福徳円満 ( ふくとくえんまん )
幸福と財産に恵まれて、満ち足りていること。
不撓不屈 ( ふとうふくつ)
どんな 困難にあってもくじけないこと。
奮励努力 ( ふんれいどりょく )
気力を奮い起こして励み、努力を重ね頑張ること。
磨斧作針 ( まふさくしん )
難しいことでも忍耐強く努力すれば、必ず成功するという意味。
明朗闊達 ( めいろうかったつ )
性格が明るく朗らかで、小さなことにはこだわらないこと。
勇往邁進 ( ゆうおうまいしん )
勇気を持って目的に向かい、突き進むこと。
勇気凛凛 ( ゆうきりんりん )
何事をも恐れず立ち向かってゆく気力に満ち溢れているさま。
勇猛果敢 ( ゆうもうかかん )
勇ましくて強く、決断力があること。
勇猛精進 ( ゆうもうしょうじん )
積極的に物事を行うこと。
和気藹藹 ( わきあいあい )
なごやかな楽しい雰囲気。
まとめ
運動会の色によっても四字熟語は違ってきますよね。
白組、赤組、青組、黄色などによって四字熟語のイメージも変わります。スローガンとなる四字熟語にそれぞれの色をイメージできる漢字や文字が入っているといいですよね。
それでいて、運動会らしく「かっこいい」とか「団結」、「絆」などの意味を持つ四字熟語ならバッチリですよね。
ここで紹介した四字熟語は、一例にしか過ぎません。でも、多くの運動会のスローガンに使われている四字熟語たちですので、この中から選んでも全くおかしくはありません。
四字熟語だけではなく、文章にしたり、575でスローガンを作ったりもしますよね。