私の妹はうつ病・・・いまでも、まだ病院に通っています。派遣ではありますが、今では働けるようになりましたが、それでも、体調を崩すと4日程度は出勤できずに、寝込んでしまいます。
そんな妹が、同じような悩みを持っている人に、少しでも早く病院に行って治して欲しいという気持ちから、記事を書きたいとのことなので、興味がある人は読んで見てください。
ただし、いつまで続くかは分かりませんし、途中でストップしてしまうかもしれません。
何かおかしい!死なないといけないという意識
私はうつ病と診断されました。
それは23歳の時でした。
正社員として採用され、営業職として働き男性が多い中、女性である私は、日々、業務に追われながら仕事をしていました。
「おかしいな?」と感じたのは、仕事の途中、休憩をしていた時でした。
窓から外を見ていたのですが、ふと下をみて、オフィスのあるビルの12階から
「落ちて死なないといけない。」
そう思ったときでした。
ただ冷静に早く落ちて死なないといけないと、そう思った自分にビックリしたものでした。
自分がおかしいな!?と思いながらも、病院に行くのは躊躇していました。
病院に行って、
・病気なんかじゃない
・心の持ちようだ
・気のせいだ
・明日にはそんなこと思わないかもしれない
様々な気持ちがよぎって、否定されたら自分が壊れそうで、とても怖かったです。
また、病院の精神科や心療内科は敷居が高いと感じていたのも確かです。
自分は正常じゃないんだ。
社会からはみ出てしまうのではないか。
けれども、それよりもなによりも、死なないといけないのに、死ねない自分が辛かったです。
原因が何かなどわかりません。
わかっていたら、それがどうにか出来るものなら、どうにかすればいいのですから。
分からないから怖くて、
分からないから無視して、
分からないから悩みました。
友人が病院へ行こう!と誘ってくれた
私は幸運だったと思います。
友人が私と久しぶりに合って開口一番に、
「病院に行こう」
そう言ってくれたのです。
それが少しでも遅ければ、今こうしていられなかったと思います。かなり思いつめていたので。
初診の時は、心療内科に行きましたが、予約が必要とのことで、診て欲しいとの気持ちから病院の受付でひと悶着あり、もう行かなくていい、そんな風に思ったこともありました。
無事に病院に行き、診察を受け、
気のせいかも知れませんが、少し経てば思わなくなるのでしょうが・・・
そんな風に自分を否定された時の為の言い訳をいくつも口にしながら、死なないといけないと思うんです。
そんなの、誰にでもありますよねー。あはは。
冗談に聞こえるようにそう言って
先生が
あなたは病気です。よく来てくれました。
必ず治る病気ですから一緒に頑張っていきましょう。
そう言われたとき、何故か涙が止まりませんでした。
20代でうつ病だと診断され、これから様々なことを経験しながら良くなっていく、最初の言葉でした。
よく来てくれました。
その言葉が、その時の私を救ってくれたように思います。受け入れてくれたことが、嬉しかったのかもしれません。