妊娠して出産前後に購入を検討するのがベビーカーですよね。
でも、ベビーカーと一言で言ってもアップリカやコンビなど多くのメーカーベビーカーがあり、どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。
選ぶ際の基準となる項目別に検討したいと思います。
選び方1:押しやすさはどうか?
ベビーカーは、どんな場所でも押しやすい方がいいです。
人混みの中での操作性や歩道を押しているときの段差、持ち手のハンドルの高さはなどから考えてみます。
段差は乗り越えやすいか?
- 普段歩いている時のように、何の問題もなく段差を超えられることができる方がいいです。特に電車に乗る時なんかのちょっとした段差でもスイスイ進んでいくのがいいです。
- ベビーカーのハンドルが左右分かれているようなハンドルは、前輪を持ち上げる時に力を加えやすく簡単に前輪を浮かせることが出来るため、スムーズに動くことができます。
- 軽量タイプのベビーカーは、軽いため前輪を軽い力で浮かせることができますが、思った以上に軽く持ち上げた反動で倒れる危険性もあるので注意しましょう。
- 段差を超えた後の前輪の着地時や段差を降りる時は、乗っている赤ちゃんに振動が伝わらないようにゆっくりと着地してあげて下さい。ベビーカーのタイヤには車みたくサスペンションが付いて衝撃を吸収するようなものがないのでベビーカーを長持ちさせる面からも雑な扱いには注意が必要です。
ハンドルの高さは合っているか?
- ベビーカーのハンドルの高さを変えられるタイプのものは問題ありませんが、変えられないベビーカーについては、ハンドルの高さがおへそ当たりにくるものが押しやすいと思いますので、1つの目安として下さい。
- ベビーカーを押すのは、ママひとりではなく、パパも押します。それでは、どちらの身長に合わせた方のがよいのか・・・それは、もちろんベビーカーを押す頻度からママが押しやすい高さのベビーカーを選ぶ方がいいです。
まっすぐに走るか?
- 真っ直ぐに走るのが当たり前と思っているかも知れませんが、そんなことないんですよ。タイヤの向きが正しくないと曲がっていくことがあります。
- 両手でハンドルを持つことだけでなく、左右どちらかのハンドルだけを持って押すこともありますので、片手でも操作性が良いか、思った通りに進んでいくかを確認しましょう。
回転性能や小回りが効くか?
- タイヤがコンパクトなベビーカーは比較的小回りがききます。ベビーカーのタイプによっては、ハンドルを前後に切り替えられるタイプもあります。その際には、前後を切り替えて試してみましょう。
- エアバギーココのようにタイヤが大きいタイプは、小回りがきかずに切り返したりすることもあるかも知れません。
- ハンドルが左右で分かれているアップリカスティックの様なタイプは、曲がりたい方のハンドルにちょっと力を入れるとスーと曲がってくれます。
選び方2:持ち運びも考えると軽いに越したことはない
バスや電車に乗る時や移動中、そしてマンションやアパートの人は、ベビーカーを持ち運んだり、階段を上がったり下ったりしないといけません。
それを考えると軽量化された軽いベビーカーを選ぶことは大事です。
- 日々使うベビーカーなので、ママが一人でも持ち運びができる軽いベビーカーがいいです。
- 赤ちゃんを抱っこしたまま、赤ちゃんと買い物袋を持ったままで折りたためることと、ベビーカーを持ち上げても、負担にならない程度の軽量化タイプがいいです。
- 片手で持ち上げることができる範囲としては、4kg~5kg程度のものが良いと思います。人気の高い三輪バギーのエアバギーCOCOは10kg程あるモデルもあります。
選び方3:収納力はとうか?
赤ちゃんと外に出かける時は、とにかく荷物の量が多くなります。
マザーバッグ、抱っこ紐、ブランケット、おしりふき、換え用オムツ、哺乳瓶、ミルク・・・など
とにかく持ち歩くものが多いので、シートしたの収納力があると便利です。
収納力が足りない傾向にあるのが軽量化でコンパクトなベビーカーです。収納スペースが狭く、ハンドルにフックを付けて、ぶら下げるなどの工夫が必要になります。ただし、重いものをぶら下げると倒れるので注意です。
収納バスケットの側面にジッパーが付いていて、横からの出し入れができるタイプは出し入れが楽で、目一杯、収納することができます。
選び方4:シートベルの使いやすさと安全性
シートベルは、肩ベルト・腰ベルト・股ベルトをお腹のところでバックルに差し込んむタイプが主流です。
メーカーにより使いやすさに違いがありますので、赤ちゃんにとってどれが良いのか考えてあげましょう。
- ベルトを引っ張るだけで、赤ちゃんのサイズに合わせることができるタイプは成長してもシートベルと身体がきちんと密着するので安全です。
- 肩ベルト(ショルダー)の高さを変えられるものも、赤ちゃんの成長を考えて工夫されています。
- ベルトだけでなく、赤ちゃんの身体にフィットする部分にクッション性のカバーが付いているタイプ(エアバギーココなど)もあります。安定性は抜群です。
- 気にあるのは、股ベルトです。カバーが大きすぎると太ももにあたり、擦れてしまう原因にもなりますし、しっかり作られているあまり、通気性が悪く蒸れてしまうこともあります。
選び方5:折りたたみとコンバクト
バスや電車に乗る時に、早く折りたためるのか、折りたたんだ時のサイズは、家の収納スペースや車の中に入るのかなど重要なポイントです。
- ほとんどのベビーカーがワンタッチで折りたためますが、それぞれ方法が異なります。ハンドルのボタンを押す、背面のバーを引くなど違いますので使い勝手のよいモノを選びます。
- 折りたたんだ時の高さと幅をしっかりと確認しましょう。日除けの幌の厚みがあり、規定値よりも横幅があり、無理やり押し込まないと入らなかったということもあります。
選び方6:赤ちゃんを見られるのぞき窓
ベビーカーを押しながら、赤ちゃんの様子を見れるのぞき窓。
- 広くのぞき窓が設置されているものと、狭いものがあります。恐らく一番大きなのぞき窓は、アップリカ スティックではないでしょうか。
- 対面時と背面時でののぞき窓があるママに優しいタイプのコンビメチャカルは人気が高いです。
選び方7:おすすめディテール
ベビーカーにあると便利な機能。これは、使ったママしか分からない!
- 背面ポーチやママ用ドリンクホルダーは、公園などに遊びに行く時にあると便利
- ベビーカーのハンドルにブレーキが付いているタイプは、坂道などでも安心・安全に操作することができます。
- 紫外線カット、断熱シート、サンシェードなどの機能は、赤ちゃんにとって優しいアイテムです。
ベビーカーには、A型・B型や三輪・四輪ベビーカー、両対面タイプにバギータイプと様々ありますが、ママと赤ちゃんのライフスタイルと使用目的にあったベビーカーを選ぶことが大切です。