小悪魔の怖い囁きが、やって来る
突然ですが、二重まぶた矯正で失敗したという経験はありませんか?
私は、【アイプチ】を長いこと使用していました。
その結果、どうなったと思いますか?
「かゆい!」
そうです。肌荒れが始まります。
それもそのはずです。毎日欠かさず、何回もまぶたに接着剤を付けていたのですから・・・。
私のまぶたはカサカサして、赤くなっていきました。
夜は保湿クリームをたっぷり塗って寝ていましたが、それもよくなかったようです。
今度はヒリヒリと痛がゆい炎症が出てきたのです。
「もうダメだ!病院で診てもらおう。」
私は皮膚科に行って、塗り薬をもらいました。
その時に医師から言われた言葉は、
「まぶたは、柔らかくてデリケートだからね、刺激を与えすぎたらいけませんよ」
ということでした。
それと、こういうことも教えて下さいました。
「【アイプチ】を長く使い続けると、肌荒れどころかまぶたがたるんできて、メイクもできなくなるかもしれないから気をつけなさいよ」
とのこと。
『まぶたがたるむ?』
私は、想像もしていませんでした。
腫れぼったい目から脱出しようと思っても、結局は「リカちゃんみたいなパッチリ目」にはならないということです。
では、最近出回っている脂肪を燃焼しながら二重まぶたを作るクリームはどうでしょう?
これもまた、肌にはよくありません。唐辛子成分が入っていますので、刺激が多く、肌トラブルが絶えないのです。
「じゃあ、手術しかないじゃない!?」
と、思っちゃうじゃないですか。
ここで二重まぶた手術について、いろいろと知ってもらう必要がありますので、お伝えします。
二重まぶたの手術について
まず種類ですが、大きく3つに分けられます。
どういった方法なのか、種別ごとにまとめてみます。
【埋没法】~まぶたを切らずに医療用の特殊な糸と針を使って、二重まぶたを作る方法~
この方法は抜糸をする必要がなく、傷跡もほとんど残りません。手術の時間も短く、痛みも少ないので、最近多く行われている手術です。
【脱脂法】~腫れぼったいまぶたの余分な脂肪を取り除いて、すっきりさせる方法~
2~3mmのマイクロ切開法、3~4mmのミニ切開法、そして30mmの全切開法で脱脂を行う手術です。
【切開法】~自分希望の目元にするためのいろいろな切開法があり、特に重たいまぶたの人に勧める方法~
- 戻りにくい二重にしたい … 埋没切開法
- たるみをとり、パッチリさせたい … 全切開法
- 目頭から目尻まで平行な二重にしたい … 目頭切開法
- 切れ長な二重にしたい … 目尻切開法
これらの方法は、抜糸する必要があり、まぶたを切っているので 傷跡も少しは残ります。しかし、二重の「ひだ」に隠れるので、そこまで目立ちません。
以上が「二重まぶた手術の種類と方法」です。
これらの手術の中から選ぶとしたら、どれを選ぶか?
よほどのことがない限り、一番負担の少ない「埋没法」と答えるのではないでしょうか。
確かに埋没法は、メスで切らなくすむ「プチ整形」ですから、手術という感じもなく、ちょっとした補正という感覚で行えます。
しかし切らないからといって、決して安心というわけではありません。
自分の思い通りの目にならなければ、再度、手術を受けたりすることもあるのです。
また数カ月~数年経つと、二重がとれてくるケースもあります。そうなれば、やはり再手術が必要となってしまいます。
『こうなったら、切開しようかな?』
と思うかもしれません。
結局は、何度も埋没法を行った上に切開する
そういうことを繰り返していれば、まぶたはどうなると思いますか?
絶対、痛みますよね。
デリケートなまぶたをそこまでいじめるのは、かわいそうです。
それに、まだ怖いことがあるのです。
美容外科によっては、まぶたの裏側に糸が露出していて、角膜を傷つけることがあるようです。
これは覚えておいて下さい。
『瞼板固定法』による副作用なのです。
ひどくなると角膜腫瘍にもなりかねません。
そういう観点から【手術時間が短い】【料金が安い】というだけで美容外科を判断するのはやめましょう。
お伝えしたことを簡単にまとめると、
道具や手術による二重目矯正は危険を伴うということです。
お分かりいただけたでしょうか?
次回
次回は、「自力で二重まぶたにする方法」についてお伝えしたいと思います。
誰もが道具なしで簡単にできる方法です。