メイクを上達させるために欠かせない、ある重要なポイントについてお話します。
ただ練習するだけでは、メイクは上手になりません。メイクの仕方には守るべきルールがあります。
このルールを知れば、自分のメイクもさらにレベルアップするはずです。
自分に似合ったメイクをしていますか?
自分ではよくわからないけど、無難に化粧をして、人前に出る程度は出来ていると思っていますよね。
化粧が似合っていなければ、自分の顔のことですから、メイクのカラーや方法、化粧品を変えますね。
質問を変えて、
今のメイクになったのはいつ頃でしょうか?
3ヶ月前、1年前、それ以上・・・
メイクについてのアンケートの調査結果を見てみると、面白い結果が出ていました。
それは、メイクを10年以上変えてなく、年齢を重ねても同じ化粧をしているというものです。
しかも、一人や二人ではありませんし、友達に聞いても、化粧を覚えた時のままのメイク方法を何年も行なっているという人がほとんど。
お洒落で綺麗な人が多いと思っていたのに、何年もメイクの仕方を変えずにずっと昔のメイクの仕方をやり続けているんです。
ファッションなどの身だしなみも気にならない人が多いのかも知れないなぁと思ってしまいますよね。
でも、決してそういうわけではないんですよね。
本当に自分の身だしなみを気にしないなら、薄化粧でいいですし、ファンデと口紅だけという簡単メイクでもいいわけです。でもお金を払って、化粧品を選んで購入しているのです。
では、どういうことなのか?
それは、「自分に合うメイクを知らないから」なのです。
一言で言ってしまえば、
「自分の顔を分かっていないから」
何年も同じ化粧になってしまうのです。
何年も自分の顔のことを分からないまま生活してきたのです。
自分でもゾッとしてしまいました。
では、どうすれば自分の顔を知ることが出来るのでしょうか?
それにはいくつかのポイントがあります。
顔のタイプ別に合った簡単メイクの仕方
細かく分けるときりがありませんが、誰にでも出来る簡単な方法をお伝えします。
顔の輪郭(りんかく)
- 面長(大人っぽい印象)かベース型(男性っぽい印象)
- 丸顔(幼い印象)かひし形(女性っぽい印象)
額の大きさ
- 狭い(知的な印象)
- 広い(幼い印象)
顔の長さ
- 長い(落ち着いた印象)
- 短い(可愛らしい印象)
パーツ
- くっきりしている(男顔)
- あまりくっきりしていない(女顔)
それぞれを組み合わせると、タイプ別に分けることが出来るので、それぞれのタイプに合ったメイクを選択することが出来ます。
1が多ければ都会的でかっこいいメイクが似合います。
例えば、
アイメイクなら、知的でセクシーな印象の切れ長がおススメですし、グレー系のシャドウを目頭から目尻まで、少し長めに入れて、次にライトグレーのシャドウでグラデーションを作ります。
アイラインは黒のリキッドで目尻は長めに引いてみて下さい。
下まぶたは黒のペンシルで黒目まではイン側に、目尻に向かって少しずつアウトラインに入れて下さい。
こうすることで目の横のラインが強調されます。
シャドウの色は、グレー系やブルー系、ゴールド系もおススメです。
アイブロウは眉山をはっきりとすることで、より目元がシャープな印象になります。
リップは逆に強めはやめましょう。
ヌーディーなベージュがおススメでほんの少し、ピンクがかったベビーピンクでも合うと思います。
2が多ければ可愛らしい正統派なメイクが似合います。
あまりはっきりとしたメイクをするよりも、全体的に淡い印象の素っぴん風メイクがおススメです。
アイメイクは、リキッドではなくペンシルでどうしても、もう少し目の印象を強くしたい場合は、瞳の真上辺りにリキッドを重ねて、その後シャドウでぼかしてみて下さい。
目の縦の大きさが強調されてつぶらな印象になります。
ドーリーなチークが似合うのも、このタイプの方です。
マスカラは量よりも長さを強調するものを選びましょう。
ビューラーでしっかりアップしてから丁寧に塗って下さい。アイラインを強く入れていない分、マスカラがアイメイクの主役になります。
1と2の数が同じくらいなら、
アイメイクを1にしたら、アイブロウは2とバランスを取ってメイクをするとバランスの取れたメイクになりますよ。
雑誌やTVでも頻繁にメイクテクニックが紹介されていますが、一般の方には少し難しいことが多いですよね。
○○のチークの何番を使って、とか化粧品やメイク道具の指定をされても、普通は持っていないことが多々あります。
「これがおススメ!」
と、有名なメイクアップアーティストに言われてしまうと、お財布の中身と相談してみて、やっぱり二の足を踏んでしまい、今度に使用かと思ってしまうと、結局やらないんです。
でも、紹介したメイクテクニックは、お持ちの化粧品・メイク道具で、すぐに試すことが可能な方法ですので試して見て下さい。
次回
次は、「ガラリと見た目が変わる簡単整形メイク」についてお伝えしたいと思います。
整形メイク!?と聞くと、ちょっと怖い感じを受けるかも知れませんが、実際に整形をするわけではもちろんありません。
整形したかのようにメイクをしていくメイクアップ方法です。
手術を伴う整形は怖いし、キズが残るかも知れないからしたくない。費用もかかりますが、この簡単整形メイクは今ある化粧品を使ってできる方法です。
興味がありましたら、是非、ご覧下さい。