私たちが住んでいる地球。
この地球は、どのようにできたのでしょうか。
地球誕生を調べてみましょう。
地球の誕生について
約46億年前に太陽系ができた時に、地球も同時に誕生しました。地球は当初、直径10kmほどで隕石や微惑星が衝突を繰り返し、出来上がったと言われています。
地球が現在の大きさに成長するまでの時間は1億年程かかったと言われています。その中間の約5000万年後に現在の半分の直径となり火星と同じくらいの大きさになっていました。このとき、核・マントル・マグマオーシャン、原始大気など、現在の地球を作るための基本的な層があったようです。
地球が生まれる前
約46億年前、つぎつぎと衝突を繰り返していた微惑星。その微惑星が衝突を繰り返すことで大きく成長していくことになります。直径10kmほどの大きさになるのに、1億個の隕石や微惑星が衝突していたということです。
地球が生まれる原形が誕生
微惑星などの衝突の結果、直径300kmほどに成長したのが地球の素になります。引力が弱いため、丸い球形ではなくいびつな形をしています。
誕生から約5000万年後に丸くなった地球
現在の地球の大きさの半分まで成長した微惑星が地球の誕生だと言われています。隕石や微惑星がどんどんぶつかり、表面には無数のクレーターが出来ています。
衝突した微惑星などの成分のうち、重い物質は地球の中心に沈んでいき、軽い物質は舞い上がっていきます。
舞い上がった物質は引力の働きで宇宙空間に出て行かないで、地球を取り巻いて原始大気となっていきます。
この頃、核・マントル・マグマオーシャン、原始大気などができていました。現在の地球に比べると地球内部のしくみは単純です。
原始地球やぶつかって小天体に含まれている鉄は岩石よりも重いため、マグマオーシャンの底に沈み、マントルの中を通って中心の核となります。
現在と同じ大きさの地球
誕生から数億年たった地球には、水の海が出来ていました。この頃の地球の大きさは現在と同じ大きさになっていました。地球の衛星や月が出き、太陽系を飛ぶかっていた微惑星の数が少なくなり、地球に衝突する数も少なくなっています。
地球の内部も進化している
地球が誕生してからしばらくの間、地球の内部も変化し続けていました。プレートが出きたのが約40億年前程になり、表面が急に冷えて固まったため、ひび割れのあるプレートになったと言われています。
そして地球磁場が強くなり、マントルの対流が発生して現在とほぼ同じになったと考えられるのが約27億万年前のことになります。
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