外壁塗装工事5日目はプライマー(下塗り)塗装工事が行われました。
写真のように塗った後と塗った前では、色の違いがはっきりと分かりますね。外壁塗装では、下塗りする場合とシない場合があるようですが、今回のラピスという塗装は下塗りが必要なものです。
ちょっとそこも気になるので調べてみました。
外壁塗装工事の下塗りの役割
下塗りは、下地強化機能,、吸い込み止め、密着向上、色むら防止を目的としているようです。下塗りは、シーラーとかプライマーとも言うようです。
下塗りと言っても、おおまかに分類すると3種類あるようです。
下塗りの種類 | 見た目 | 特長 |
---|---|---|
プライマー 及び シーラー |
水のように ジャブジャブ |
溶剤と水性のシーラー(プライマー)がありますが、 近隣への臭いの事を考えると水性が無難。 以前は溶剤型の方が性能が良いものが多かったが、 現在では水性もかなり良い。 弊社でも水性シーラー(カチオン型)が主流。 |
微弾性フィラ- | 粘度が高く ドボドボ |
ALC、モルタルの塗り替えに特に有効。 下塗り効果はもちろんの事、 細かなクラックをカバーし、 この下塗りだけで簡易的な 防水効果もあります。 |
錆止め | ペンキ | 長年、鉛系さび止めが良いとされてきましたが、 鉛自体が有害物質と言う事で10年くらい前から、 「鉛無配合の変性エポキシ樹脂」という 錆止めが主流になってきました。 その中でも塗り替えに適しているのは、 1液、もしくは2液型の弱溶剤のものです。 |
外壁塗装工事で下塗りが要らないもの
下塗りは、塗らないよりは塗った方がいいようです。下塗りの目的をしっかりと理解して、下塗りが必要ないという場合には、その理由を確認しておくといいと思います。
ただし、下塗りをする場合は、当然ながら価格に反映されてきます。下塗りの1平方メートル当たりの単価は600円から1,000円程度のようです。壁の面積が150平方メートルなら、9万円から15万円の費用が掛かってきます。
下塗りが必ずしも必要でない部位はどこか?
下塗りを必要としない箇所 | 例 | 適応塗料 |
---|---|---|
塩化ビニール | 樋、配管類 | ターペン可溶 ポリウレタン樹脂塗料 |
ケイカル板 | 軒天 | ターペン可溶 アクリル樹脂塗料 |
サイディング 吹付タイル面他 (比較的劣化が少ないもの) |
壁 | ターペン可溶 ポリウレタン樹脂塗料 |
プライマー(下塗り)に使った塗装
今回、プライマー(下塗り)塗装に使ったのは、ラピスコートです。このラピスコートをローラーで塗っていました。
家の外壁(サイディングボード)は表面が平らでなく、デコボコしているので、ローラーを何度も
同じ所を行ったり来たりして窪みにも、しっかりと下塗り塗装を職人さんが塗ってくれていました。
下塗り塗装が一部の壁面が完了
元々、ピンク系のサイディングボードだったのが、プライマー(下塗り)塗装でオレンジ系の色に一面が変わりました。画像の左側の濃い色の部分のプライマー(下塗り)塗装はされていません。
目地も、プライマー(下塗り)塗装しています。
職人さんに確認したら、明日塗るとのことでした。今日の下塗り作業は、オレンジ系の色だったサイディングボードのみ下塗り終了です。
所感
業者の人は、テキパキと作業を進めてくれていました。身体を動かす人たちなので、休憩時間が結構多いんですね。
作業は9時に始まり、10時30分に30分程の休憩、12時から1時間お昼休憩、15時から30分休憩とお昼以外にも午前1回、午後1回の休憩を取られていました。そんなもんなんですかね。
そういえば、今日は現場監督さん、顔を出しませんでした。そして、以前依頼した工程表も届きません。作成するのに、そんなに時間の掛かるものなのでしょうか?