高知県にあるレトロ超特急のホピートレイン。
極々普通の電車ですが、なんとフロントマスク(顔)だけが新幹線!
四国初の1両新幹線「鉄道ホビートレイン」
ディーゼル1車両で、フォルムだけが東海道新幹線0系の頭だけをかぶっているレトロ超特急。
初代新幹線0系といえば、2008年に引退しました。
愛嬌のある顔立ちで多くの人に愛された0系新幹線。
そんな0系のフロントマスクをかぶった「鉄道ホビートレイン」として復活!
JR予土線の窪川駅から日本を代表する四万十川を望みながら走り、美しい季節を楽しめると鉄道ファンをはじめにぎわっています。
0系のフロントマスクをかぶった前面の反対側は・・・
ペインティングのみ・・・なぜ???
予算の問題・・・
- 運行区間:窪川~宇和島
- 運行時間:2時間13分
四万十川沿いを走り、川面に映る景色がとても良いです。
車内には運賃表がありますが、ここにもこだわりがあり、
東海道新幹線の駅名が記載されています。
4席だけでは実際に0系で使われていた座席となっていて
鉄道ファンにはたまらないようです。
また、子供たちも他の座席とは違うため取り合いに・・・
窓には鉄道模型がディスプレイされていて
乗っているだけで楽しく時間を忘れる空間です。
ずっと鉄道模型を眺めている人も・・・
きっと鉄道ファンの方ですよね。
いつも利用している地元の人たちにとっては、変わらない景色だと思いますが、鉄道ホビートレインを目当てに来た人にとっては新鮮な景色に映り、想い出になること間違いなし。
また、この路線は「しまんトロッコ」が走っています。
しまんトロッコに乗った後に、鉄道ホビートレインに乗るということもできる一度に二度楽しい高知の列車旅。
そして、途中駅にある江川崎駅は、2013年8月12日に41.0℃という日本一の暑さを記録した地域でもあります。
駅前には、ベンチがあり
さらにアツアツになる「ラブラブベンチ」があります。
「鉄道ホビートレイン」で食べられる高知のご当地グルメ
鉄道ホビートレインに乗ったら食べたいのが
「四万十バーガー」
国産の小麦を使ったふかふかの手作りバンズに、黒毛和牛と四万十牛を使ったハンバーガー。地元のみずみずしいトマトとレタスがマッチしていると大人気。
売り切れになることがしばしばですので、立ち寄った際には是非食べたい一品です。
まとめ
鉄道ホビートレインは水・木曜以外で運転されていますが運行日を確認して行って下さい。土日祝日の運行はしています。
市民の生活鉄道として利用されているため予約などはありません。
汽笛も0系新幹線、そのままです。
車内の模型展示コーナーで記念撮影ができるので大人も子供も一緒に楽しむことができます。