お母さんにとって母乳・粉ミルク・離乳食へのタイミングは、分かりづらく不安に思い悩むところです。
赤ちゃんの食べる量や飲む量も分からないため、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませて・食べさせて良いのかバランスが気になることを解決しましょう。
生後0ヶ月
母乳やミルクの飲み方が徐々に上手になる時期です。
母乳のみの赤ちゃん
授乳は1日に8回以上で、1回の授乳時間は2分~5分程度です。
授乳の量は、赤ちゃんがお腹いっぱいになるまで飲ませてあげます。
生後2週間~1ヶ月程度で赤ちゃんの飲み方が上手になり量も増えます。
粉ミルクのみの赤ちゃん
生後0週間~1週間程は、1日8回、60ml~80mlが量の目安となります。
生後2週間目以降は、ミルクの量を増やして80ml~120mlを飲ませてあげます。
ただし、量に関しては購入した粉ミルクの分量を目安にして飲ませ過ぎないようにします。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを与える回数は1日8回、先に母乳を飲ませてあげるのがポイントです。
上手に飲めなかったり、母乳が足りない場合には、30ml~40mlのミルクを飲ませて、あげます。母乳があまり出ないようであれば、ミルクのみを飲ませてあげますが、1回のミルクの量は、粉ミルクのみの赤ちゃんの場合と同じです。
生後1ヶ月~生後2ヶ月
徐々に飲む量が増えてきて、授乳時間も長くなってきます。
母乳のみの赤ちゃん
授乳は1日に8回以上で、1回の授乳時間が10分程度と長くなります。
授乳の量は、赤ちゃんがお腹いっぱいになるまで飲ませてあげます。
飲む量が増え、赤ちゃん自身で量の調整ができるようになってきます。
粉ミルクのみの赤ちゃん
1日6~7回程で、120ml~160mlが量の目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量が700~1000ml前後となってきます。
授乳間隔は、長い赤ちゃんで3~4時間空く場合もあります。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日8回、先に母乳を飲ませるのがポイントです。
母乳が足りない場合には、ミルクをお腹いっぱいになるまで飲ませてあげます。
母乳が出ないようであれば、ミルクのみを飲ませてあげますが、1回のミルクの量は、粉ミルクのみの赤ちゃんの場合と同じです。
生後3ヶ月~生後4ヶ月
授乳のリズムが出来てきて、授乳間隔が長くなります。
母乳のみの赤ちゃん
授乳は1日に6~8回で、1回の授乳時間が10~15分程度になります。
1回の授乳の量にバラツキが出てきますが、授乳間隔は一定になります。
授乳間隔が短い時には、遊ばせてあげて間隔を空けてあげます。
粉ミルクのみの赤ちゃん
1日5~6回程で、160ml~200mlが量の目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量は1000ml前後が目安となる時期です。
授乳間隔の空き、授乳リズムが一定してくるので生活リズムを作りやすい。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日6~8回、先に母乳を飲ませるのがポイントです。
母乳が足りない場合には、ミルクをお腹いっぱいになるまで飲ませてあげます。
ミルクのみを飲ませてあげる時は、1回のミルクの量は、粉ミルクのみの赤ちゃんの場合と同じで、授乳間隔は3時間程度になるように調整します。
生後5ヶ月~生後6ヶ月
離乳食を初めても良い時期になります。母乳・ミルクに対して離乳食1ヶ月目は10%程度、離乳食2ヶ月目は20%程度の量が目安となります。
母乳のみの赤ちゃん
授乳は1日に6~8回で、1回の授乳時間が10~15分程度です。
離乳食を食べた後でも母乳を欲しがる場合には、授乳してあげて下さい。
この時期から夜中の授乳回数が減り、母乳を欲しがる仕草がかわいい時期に♪
粉ミルクのみの赤ちゃん
1日5~6回程で、200ml~240mlが量の目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量は1000ml~1400ml前後が目安となる時期です。
離乳食後も欲しがるようなら、粉ミルクの規定量の範囲内で飲ませます。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日5~6回です。
離乳食後も含めて、授乳を先に飲ませて足りないようであれば、規定量範囲でミルクを飲ませてあげます。
ミルクのみを飲ませる時は、1回のミルクの量は200ml~240mlを目安に。
離乳食
離乳食初期の1ヶ月目は1日1回、小さじ1~10を目安に摂るようにします。
離乳食2ヶ月目は、1日2回、小さじ10~子供茶碗半分以下を目安に。
生後7ヶ月~生後8ヶ月
離乳食3ヶ月、4ヶ月目は1日2回にしていき、粉ミルクをメインに飲ませてあげて、栄養素は母乳から。
母乳のみの赤ちゃん
離乳食を食べた後も含めて授乳は1日に5~8回で、1回の時間は10~15分程度です。
夜泣きが始まる時期で、夜中に母乳を欲しがる赤ちゃんもいます。
粉ミルクのみの赤ちゃん
離乳食を食べた後も含めて1日5回程で、200ml~240mlが量の目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量は1000ml~1200ml前後が目安となる時期です。
離乳食後も欲しがるようなら、粉ミルクの規定量の範囲内で飲ませてあげます。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日5~8回程です。
離乳食後も含めて、授乳を先に飲ませて足りないようであれば、規定量範囲でミルクを飲ませてあげます。
ミルクのみを飲ませる時は、1回のミルクの量は200ml~240mlを目安に。
離乳食
離乳食3~4ヶ月目は、1日2回で子供茶碗の半分程度から徐々に増やして7分目程度に増やしていきます。1回のメニューの数は2~3品が良いです。
生後9ヶ月~生後12ヶ月(1歳)
離乳食の回数を1日3回程度にして、授乳回数を減らしていく時期です。
母乳のみの赤ちゃん
離乳食を食べた後も含めて授乳は1日に5~8回で、1回の時間は10~15分程度です。
離乳食を一定の時間に食べさせて、母乳を欲しがるようであれば、授乳してあげます。外遊びの頻繁になり、授乳回数が減っていきます。
夜泣きもあり、夜中に授乳する回数も2回程度はあるのが普通です。
粉ミルクのみの赤ちゃん
離乳食を食べた後も含めて1日5回程で、100ml~200mlが目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量は400ml~1000ml前後が目安となる時期です。
ミルクを欲しがらないようであれば、飲ませなくても大丈夫です。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日5回程です。
離乳食後も含めて、授乳を先に飲ませて足りないようであれば、規定量範囲でミルクを飲ませてあげます。
離乳食後にミルクを欲しがらなければ無理に飲ませなくて大丈夫です。
離乳食
離乳食は、1日3回に増やしていきます。1回の量は子供茶碗7分目程。
よく食べる赤ちゃんは子供茶碗1杯程度になってきます。
1回のメニューの数は3品が良いです。
生後12ヶ月(1歳)~1歳6ヶ月
栄養は、離乳食をメインとしていき、母乳やミルクの回数を減らしていきます。
母乳のみの赤ちゃん
離乳食を中心にしていく時期ですが、母乳を欲しがる赤ちゃんには授乳してあげます。飲まないようになると卒乳の時期となります。
離乳食を食べない時は、授乳量を増やしたりしていきます。
粉ミルクのみの赤ちゃん
離乳食を食べた後も含めて1日2回程で、100ml~200mlが目安となります。
1日に赤ちゃんが飲む量は400ml前後が目安となる時期です。
ミルクを欲しがらないようであれば、飲ませなくても大丈夫です。
飲まないようになると卒乳の時期となります。
離乳食を食べない時は、授乳量を増やしたりしていきます。
母乳と粉ミルクの両方の赤ちゃん
母乳・ミルクを飲ませる回数は1日2回程です。
離乳食後に母乳やミルクを飲まなくなってきたら卒業の時期です。
ただし、離乳食を食べない時は授乳量を増やしたりしていきます。
離乳食
離乳食は1日3回、補食を1日1~2回にして、1回の離乳食の量は子供茶碗1杯分程。メニューの数は3~4品を目安にします。
1歳6ヶ月の頃は、離乳食から栄養を摂るようにします。
量とバランスが分からない不安
初めての赤ちゃんの時は、何もかもが初めてで不安に思います。
母乳はちゃんと飲めているのかなぁ
体重はしっかりと増えているのかなぁ
なんで泣くのかなぁ
1つの基準としての参考です。
友達の赤ちゃんよりも飲む回数が多い・・・少ない・・・と比べることが多くなると思いますが、
離乳食が始まるまでの母乳は赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませてあげる方が良いです。
ただ、ミルクをあげる場合には、基準内の量にしましょう。