夏休みやゴールデンウィークなどの連休中の帰省に
飛行機にしようか、車(高速道路)にしようか、
高速バスにしようか、新幹線にしようか、迷う所ですよね。
帰省に向けた交通機関について調べてみました。
高速道路のETC割引について調べてみました。
割引名 | 対象日 | 対象 時間 |
割引率 | 時間条件 |
---|---|---|---|---|
深夜割引 | 毎日 | 0時-4時 | 30% | a.b.c |
平日朝夕割引 | 平日 | 6時-9時 17時-20時 |
5-9回30% 10回以上50% |
a.b |
休日割引 (地方部) |
土日祝 | 0時-24時 | 30% | a.b.c |
「時間条件」欄の条件
a:対象時間帯に入口料金所を通過する
b:対象時間帯に出口(精算)料金所を通過する
c:対象時間帯より前に入口料金所を通過し、対象時間帯より後に出口料金所を通過する
改めて2014年7月時点の高速道路のETC割引を見ると
割引の種類も割引額もかなり減ってしまいましたね。
2009年3月20日から2011年6月19日まで1000円高速があり、
2008年2月15日から深夜割引40%、
2008年10月14から2014年3月30日まで深夜割引30%~50%
でしたが、2014年3月31日から大幅に変更されています。
さらに、2014年7月から休日割引30%になりました。
高速道路利用の帰省客が減るかもと思っていましたが、
新東名高速道路の開通でサービスエリアの人気が急上昇し
車で帰省する人もまだまだ多いかもしれません。
高速道路の渋滞情報
高速道路で移動する人たちが、移動日の日程をずらしたり、
渋滞が予想される時間帯を前後にずらして出発するなど
渋滞を避けて高速道路を利用する人が多くなっています。
そのため、昔みたいに50kmとか80kmの渋滞という言葉を
聞くことが少なくなりました。
35km以上の渋滞が予想される高速道路の箇所は、
【東名高速・中央自動車道】
【九州道・中国道】
【特に長い渋滞発生予想(関越・透明・中国・神戸淡路鳴門)】
渋滞予想は、お盆時期に集中していますが、
35km以上の渋滞は少ないですね。
新幹線を使って帰省する場合
博多駅~東京駅までお盆期間にチケットを取るとなると、
のぞみで約5時間の移動時間になります。
片道料金(回数券は片道料金で計算)は、
- 「のぞみ」普通車指定席(繁忙期)・・・23,150円
- 普通車指定席(繁忙期)・・・22,530円
- 普通車自由席・・・21,810円
- 往復割引・「のぞみ」普通車指定席(繁忙期)・・・21,760円
- EX-ICサービス(普通車指定席)・・・21,320円
- e特急券(普通車指定席用)・・・21,320円
- 往復割引・普通車指定席(繁忙期)・・・20,420円
- 往復割引・普通車自由席・・・20,420円
- e特急券+往復割引(普通車指定席用)・・・19,930円
- IC早特(タイプA)・・・19,930円
- のぞみ早特往復きっぷ・・・17,485円
博多駅~東京駅だけでも、これだけの料金体系があります。
確実にそして安く抑えるためには、
早期予約と回数券の利用がおすすめです。
JR九州の人に新幹線の予約の時期について聞いてみました。
JR九州だけでなくJR西日本やJR東海などでも
予約傾向は同じようですので参考にしてみてください。
新幹線のチケットは1ヶ月前のさらに1週間前の10時から事前受付ができます。
予定がすでに決まっている人は早めの予約いいと思いますが、
事前受付と同時に満席になることは無いそうです。
確かにお盆時期まで3週間前に新幹線の空席状況を確認すると
まだ空席があり、予約ができるこを確認できます。
JRおでかけネットなどで空席情報を確認するといいです。
では、いつ頃から予約が入ってくるのかというと、
お盆の2週間前位から満席になってくるとのことですので、
3週間前程度から予約をしておくと良さそうです。
寝台特急やリゾート列車など席数が少ない電車に関しては
予約が集中するため、予約開始日に予約した方がいいです。
ネットで券を購入することもできます。
いつも利用している人はネット予約でも良いと思いますが、
回数券などを利用した方が安くなることもありますので、
みどりの窓口に行って、一番賢い利用方法を教えてもらうことをおすすめします。
お盆時期は、帰省のピーク、Uターンのピーク時は
どの電車も満席になります。
高速バスを使って帰省する場合、
お盆期間は繁忙期となり、高速バスの料金が高くなりますので、
新幹線や飛行機などでの移動時間と料金を
比較してみるといいと思います。
ちなみに、福岡-東京の夜行高速バスの料金は、
12,000円前後まで料金が繁忙期のため高くなっています。
※繁忙期以外は9,000円から10,000円程度です。
高速バスの予約時期について問い合わせてみました。
福岡-東京便はドル箱と呼ばれていて、お盆の時期はどのバス会社も
増便して対応してくれています。
お盆時期の3週間前でも高速バスの予約状況は、
まだ余裕があります。
10席以下になっているバス会社もありますが、
比較的3週間前は11席以上の空席がまだあるようです。
新幹線と同じように予約が埋まり始めてくるのが、
2週間前前後になるようです。
飛行機を使って帰省する場合、
航空会社により、かなりの開きがありますので、随時確認しましょう。
航空会社の片道料金は、
- ANA 8/13利用(福岡⇒羽田)30,390円(旅割21)
- JAL 8/13利用(福岡⇒羽田)29,390円(特別割引21)
- スカイマーク 8/13利用(福岡⇒羽田)17,000円(バーゲン21)
- スターフライヤー 8/13利用(福岡⇒羽田)22,890円(STAR14)
- ジェットスター 8/13利用(福岡⇒成田)12,290円
というような料金になっています。
航空会社のほとんどが事前割引制度使っていますので、
早期予約でかなり料金を抑えることができます。
お盆時期の帰省が分かっているのであれば、
予約しておくことで、帰省旅費をより安く抑えられます。
飛行機の予約時期について調べてみました。
3週間前に確認してみると、まだお盆時期の満席はありませんでした。
お盆前から2週間程前になってくると
予約が増えてきて満席になる便が
毎年多くなる傾向にあるようです。
格安航空会社が人気があるのかと思いきや、
そんなこともなさそうです。
私はいつもジェットスターを利用していますが、
ANA・JALやスターフライヤーなども
同じような空席状況にありました。
飛行機は、安全性を求めて料金が高くても利用する人、
とにかく安く格安で利用したい人に別れるため、
均等に席が埋まっている感じがします。
帰省時にお得に利用できる交通機関を比較
少しでもお得な、というよりは安く帰省出来る方法がないかと
高速道路、新幹線、高速バス、飛行機での
帰省旅費について費用と時間を比較検討してみました。
- 大人1人での帰省
- 大人2人での帰省
- 大人2人、小学生1人の3人で帰省
- 大人2人、小学生1人、中学生1人で帰省
の4パターンで料金を比較検討してみました。
福岡から東京まで帰省する場合の片道費用比較
交通機関 | 項目 | 1人 | 2人 | 3人 うち 小学生1人 |
4人 うち 小学生1人 中学生1人 |
---|---|---|---|---|---|
高速道路 | 料金 | 35,770円 | 35,770円 | 35,770円 | 35,770円 |
時間 | 15時間 | ||||
新幹線 自由席 |
料金 | 17,485円 | 34,970円 | 45,875円 | 63,360円 |
時間 | 5時間 | ||||
高速バス | 料金 | 12,300円 | 24,600円 | 30,750円 | 43,050円 |
時間 | 15時間 | ||||
飛行機 | 料金 | 12,290円 | 24,580円 | 36,870円 | 49,160円 |
時間 | 2時間 |
※高速道路はETC割引適用後料金(15,370円)とガソリン代(20,400円)で計算
※ガソリン代は、リッター10kmで170円/リットルで走行距離1200kmで計算(20,400円)
※新幹線は小学生はこども料金で半額計算
※新幹線は大人はのぞみ回数券利用、小学生は通常料金の半額で計算
※高速バスは大人12,300円、小学生は半額で計算
※飛行機は、一番安いジェットスターで計算(ジェットスターに子供料金無し)
上記の比較表は片道料金です。
実際は往復するため、利用料金は2倍になります。
まとめ
我が家は、4人家族ですので、
車で高速道路を使って帰省した方が安いことが分かります。
車で帰省する際には、深夜割引の30%適用が条件になりますので、
深夜0時から4時の間の時間帯のどこかで高速道路にいないと
深夜割引が適用されません。
昼間出発しても、夜出発してみ
深夜0時の時点で高速道路を走っていることになるので
深夜割引の適用は確実になると思います。
あとは、交通事故を起こさないように
注意して安全運転でドライブしていきましょう。
福岡から東京までマイカーで帰省することに決定しました。