年賀状を受け取ると宛名が横書きの場合と縦書きの場合があります。基本的には、横書きでも縦書きでも間違いではありませんが、書き方のマナーがあります。
書き方のマナーを知らないで、宛名書きを横書きにするとマナー違反になりますので注意しましょう。
年賀状の宛名を横書きにするときのマナー
年賀状を横書きで書くときには、次の3つのことに注意して使うようにしましょう。
目上の人に出すときは、横書きはマナー違反
会社の上司や取引先、ビジネス上のお付き合いのある方、両親や親戚も含めて、年配者の方に送る年賀状の宛名は縦書きで書くのがマナーです。理由としては、日本語の字の流れが縦書きにできているからです。
裏面本文が横書きの場合は宛名も横書きにする
裏面の本文が横書きで書かれていたり、印刷されている場合は、表面の宛名も横書きに揃えるのがマナーです。表面と裏面の文字の書き方が統一されていることが大切です。
番地などの数字は縦書きは漢数字、横書きは算用数字を使う
年賀状の宛名を横書きで書く場合の例
年賀ハガキを大量に送る際には、パソコンを使って宛名ラベルに印刷して貼ることが多いと思います。その際には、宛名が横書きになってしまうことがありますが、上記のマナーを守って横書きは使うようにしましょう。
宛名は、年賀状の中央部分に大きく書き、全体のバランスを考えて文字を書きます。住所が1行で収まらない場合には改行して書きますが、番地などのキリが良いところで改行します。
差出人の住所は小さめの文字で書き、差出人の氏名は住所よりも少し大きめ、宛名の住所と同じ程度の大きさで書きます。