仕事中、隣の席の人の体臭や打ち合わせや会議での体臭や口臭が気になり、どうしても仕事に集中できないことがあります。
50代から60代の年齢の人の体臭や口臭は、相手に言いづらいですよね。上司でもありますし、皆がいる前で「体臭や口臭がしますよ」とは、言えないです。
年齢的な所で言うと、30代から40代の男性からも体臭や口臭がして、話していても気になってしまいます。
それに、もしかしたら、自分も臭っているのではないかと不安に思い、家族や子供に「クサくない」と確認することがあります。
家族や子供は、素直に言ってくれます。でも、「汗臭い」とか「口がクサい」と言われるとショックを受けます。
相手の体臭で仕事が手に付かない
化粧品メーカーの意識調査によると、体臭が原因で仕事に支障が出ていると人が6割いることが分かったとの調査結果がでました。
確かに、働いている会社の上司や50代の人たちから体臭・加齢臭・口臭・ワキガ臭・足臭がして気になってしまって仕事に集中できないことがあります。
私だけでなく他の人達も同じ思いをしていたんです。
でも、私も40歳間際になり、自分の体臭や口臭は気になります。打ち合わせや会議、会社訪問時に気になった時には、口臭洗浄液(モンダミン)で口臭ケアをしたりはしますが・・・
臭う人に、あなた臭っていますよとは、言いづらいですが、意識調査では、9割の人が臭っていることを指摘してほしいという結果も。
体臭や口臭を指摘できますか?
男性からすると、女性や上司に臭いについて指摘することは正直、難しいというのが個人的な意見です。
同期や後輩、仲の良い人であればまだしも上司や女性に「口が臭いですよ」とか「加齢臭・体臭がきついですよ」とは直接言えません。
体臭や口臭などの身体の臭いを指摘して欲しいと9割の人が言っていますが、言う方としては、どう伝えたら良いのでしょうか?
会社の人であれば、上司から本人に体臭がひどいからお風呂に入るように言ってもらうとか、口臭なら口腔ケアをきちんとした方がよいとか、伝えてもらうとか、体調が悪くないと心配しながら、なぜならいつもに比べて体臭がキツイからとか口臭が強いからと・・・・
言われた方は気分を害するかも知れませんので、自分も体調が悪い時には臭いが強くなると家族に言われたから気になってとフォローをする。
やっぱり、相手を傷つけないように伝えた方がいいように思います。
体臭や口臭を変に気にするあまり、極端に制汗デオドラント多くつけたり香水を多くつけて、香水などのニオイが強くなるのも、その人だけでなく、周りの人も余計迷惑になります。
臭う人が自分で気になり、ニオイケアをするきっかけを与えられると良いと個人的には思います。
私は、家族が伝えることが一番良いと感じます。臭う本人も家族であれば、ニオイケアも手伝ってくれるだろうし、ケアの過程で匂いチェックをしてくれます。
体臭・加齢臭・口臭などのニオイが無くなれば、仕事で相手の集中力を削ぐこともありませんし、家族の中でも、お父さん臭いとか言われなくて済みます。
スメルハラスメント(スメハラ)という言葉を知っていますか?
私は、総務・人事で仕事をしていましたが、スメルハラスメント(略:スメハラ)という言葉を
聞いたことがありませんでした。
スメルハラスメントとは、英語でスメルは臭いという意味みたいです。
ニオイによって周囲の人に不快な思いをさせることだそうです。
でも、ハラスメントとは、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えること。
ハラスメントは、自分の言動や行動が相手を不愉快にさせることですよね。
セクハラやパワハラと同様に体臭や口臭などの臭いが職場のトラブルになるということでしょうか。
体臭や口臭などの自分のニオイは、自分では気が付きにくいものです。
それに臭うからどうにかしろと言われて、気分が良いものでもなく、感情的になることもあるんじゃないかと思います。
体臭や口臭など臭う人と仕事をしたくないと思っている人が意識調査では、4割を占めています。
若い人が20代や女性の人がそう言っているのか、臭う人になっている本人自信がそう言っているのか、分かりませんが自分が臭う人の側になった時のことを考えて意識を持って欲しいと思います。
臭わないと思っていても、自分のニオイは分からないものです。
臭う人と一緒に仕事はしたくないと思っていても、自分が実は臭う人の側にいるかも知れません。
気になる人は、ニオイケアをしておきましょう。
口臭が気になるのであれば、歯医者に行って歯周病治療や歯石取りをすることで口臭は軽減しますし、舌苔がある人は、歯科医で取ってもらうと良いです。
脂っこい食事やタバコ、アルコールなどの食生活を改善することで体臭改善にもなります。
気になり始めたら、デオドラント商品に頼るのではなく身体ケアを行い、ニオイの改善をしていきましょう。
デオドラント商品は、一時的な効果しか期待できませんので。