家の外玄関用の傘立てが無くてどうしようか悩んでいました。傘立てを購入してもいいとは思っていましたが、庭に木の端材があるのでそれを使って簡単にDIYできないかと思って考えていました。簡単に自分で作ることを考えた結果、本当に手抜きと言われても仕方ないような簡単な外玄関用の傘立てを1時間ほどで作ってみましたので紹介します。傘立てをDIYしようと思っている人の参考になればと思います。
外玄関用の傘立ての図面・図案
私が考えた外玄関用の傘立ての図面・図案です。10cm幅の木材が余っていたので、それを使うことを前提に考えました。購入したのは直径2.5cmの丸棒だけを買いました。この丸棒は傘を引っ掛けるためのもので傘の柄の部分を引っ掛けるようにしようと思います。あとはサイズに合わせてノコギリで切って、釘でつなぎ合わせれば完成です。
外玄関用の傘立ての作り方
ウッドデッキの上で撮影したので、切った木材と同じ色なので分かりにくいですね。110cmの長さの木材2本と50cmの長さの木材1本をノコギリで切って準備します。
110cmの長さにしたのは傘の柄の部分から先端部分までの長さが90cmあり、丸棒に柄の部分を引っ掛けたときに取りやすいようにするので、安定感を持たせるために110cmの長さにしました。
一応、下穴を開けて木材の割れを防ぐことにしました。実際に作るときは、下穴が無くても問題ありません。
今回使用する木材はウッドデッキに使ったウリンという木で硬いので下穴を開けて作業することにしました。
工具箱の中に26mmの座ぐりビットがあったので丸棒を差し込むための穴を、上から15cmの真ん中に3mmほど掘りました。座ぐりビットで穴を開けたのは、木材が真っ直ぐではなくよじれているため矯正するのとネジで止めるときに作業しやすいようにしました。
50cmの長さの板の側面に110cmの長さの板をネジで取り付けます。
コの字型の枠ができました。円形の穴を開けた部分に丸棒を取り付けます。
丸棒は座ぐりビットで開けた穴の長さ分もあるので50.5cmの長さに切りました。
内側からネジを一回通して、外側に穴を開けます。外側からネジを入れるガイドにします。円形の穴に丸棒を入れてネジで止めます。
ネジ穴を作っておくことでスムーズに丸棒を固定することができます。
外玄関用の傘立ての完成
丸棒に傘を引っ掛ければ外玄関用の傘立ての出来上がりです。
制作費用は丸棒代の300円でできました。簡単に作ることができました。外に置くので、傘が雨に濡れないようにビニールクロスでカバーをしようかとも思っていますが、屋根があるので濡れなければ、このままでもいいかなぁと思います。
ニスを塗って色を付ける
100均で買ってきた水性ニスと工作用パケです。傘立てを外玄関に置いても雨に濡れなかったので、薄い色を濃くして木を守るためにニスを塗ることにしました。
パケ(はけ)を使ってニスを木に塗っていきます。
【塗る前】
【塗った後】
1度塗りした状態です。乾くのに1時間から2時間掛かるので塗ったら放置しておきます。いい色味になったと思います。
まとめ
ニスを塗って木の色と保護をしました。水性ニスなので濡れた傘で色が落ちてしまったときは、油性かステインを塗ることにしようと思います。一先ず、何日か雨が続いたときには色がはげたりしなかったので、しばらくは使えると思います。
クロスカバーを付けようかといろいろとアイデアがありますが、今のところ、この傘立てが役立っていますので使っていきたいと思います。また、少し手を加えることがあれば、追加してい行きたいと思います。
梅雨に入る前に作ってしまおうと思って作った作品です。