今年の東北北部の梅雨入りと梅雨明け時期について調べてみました。
東北北部には、青森県、秋田県、岩手県が含まれています。
東北北部の梅雨入りと梅雨明け時期の予想
春から夏にかけて日照時間が少なくなり、雨が降る日数が多くなることを梅雨といいますよね。ときとしては、集中豪雨やゲリラ豪雨の被害が出ることがあります。
日本は、台風・集中豪雨・梅雨・地震・津波・火山の噴火といった自然災害が多い国と言われていて、台風や梅雨は毎年くる自然現象です。
今年の東北北部(青森県、秋田県、岩手県)の梅雨入りと梅雨明け時期の予想は・・・
- 梅雨入り・・・6月14日ごろ
- 梅雨明け・・・7月28日ごろ
東北北部の気温や降水量など気候の特徴
青森県の気温や降水量などの気候の特徴
※気象庁の過去の気象データ検索の平年値を参考にグラフ化(1981~2010)
青森県は本州の最北端に位置しています。東は太平洋、西は日本海に面し、北は津軽海峡を挟んで北海道と向き合っている県です。
秋田県との境には、世界遺産に登録された世界一のブナ原生林を持つ白神山地やカルデラ湖の十和田湖があります。
気候は全体的に寒冷で、日本海側では雪が多く降ります。太平洋側には初夏に「やませ」と呼ばれる冷たい風が吹き込み、稲作に被害をもたらすことがあります。
⇒ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):青森
⇒ 青森の週間天気予報
秋田県の気温や降水量などの気候の特徴
※気象庁の過去の気象データ検索の平年値を参考にグラフ化(1981~2010)
秋田県は東北地方の北西部に位置し、日本海に面しています。県の東部には奥羽山脈、中央部には出羽山地、平行するように南北に走っています。奥羽山脈からは米代川と雄物川が流れ、日本海へとつながっています。
気候は日本海側の気候で、日本で最も雪の多い地域のひとつです。夏は晴天の日が多く、フェーン現象によって気温が高くなることがあります。
フェーン現象とは、山脈を超えた空気が、高温で乾いた空気となって吹き降りる現象です。
⇒ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):秋田
⇒ 秋田の週間天気予報
岩手県の気温や降水量などの気候の特徴
※気象庁の過去の気象データ検索の平年値を参考にグラフ化(1981~2010)
岩手県の気候は1年を通して気温が低く、特に北上高地から北上盆地にかけては、本州で最も冬の冷え込みが厳しい地域にあげられています。
また、初夏には北東から「やませ」と呼ばれる冷たい季節風が吹き付け、農作物は冷害を受けます。冬の降雪量は少なく、太平洋側の気候の特色です。
⇒ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):岩手
⇒ 岩手の週間天気予報
まとめ
東北北部の梅雨入りは、気象庁の過去のデータによると、
最も早い梅雨入り時期が、1997年の6月2日頃
最も遅い梅雨明け時期が、1991年の8月14日頃
となっています。
東北地方の中央部には奥羽山脈が南北に連なり、気候は日本海側は冬に雪が多く、太平洋側は寒流の親潮(千島海流)の影響で夏でも気温があまり上がりません。
初夏から真夏にかけて「やませ」と呼ばれる北東からの冷たい風が吹くため、気温が上がらず、農作物の成長が悪くなる冷害にみまわれることがあります。
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