今年の九州南部の梅雨入りと梅雨明け時期について調べてみました。
九州南部には、宮崎県、鹿児島県、種子島、屋久島が含まれています。九州南部は、日本でも南に位置しているので、温暖な気候ですが雨が多いのも特徴です。
九州南部の梅雨入りと梅雨明け時期の予想
春から夏にかけて日照時間が少なくなり、雨が降る日数が多くなることを梅雨といいますよね。ときとしては、集中豪雨やゲリラ豪雨の被害が出ることがあります。
日本は、台風・集中豪雨・梅雨・地震・津波・火山の噴火といった自然災害が多い国と言われていて、台風や梅雨は毎年くる自然現象です。
今年の九州南部(宮崎県、鹿児島県、種子島、屋久島)の梅雨入りと梅雨明け時期の予想は・・・
- 梅雨入り・・・5月31日ごろ
- 梅雨明け・・・7月14日ごろ
九州南部の気温や降水量など気候の特徴
宮崎県の気温や降水量などの気候の特徴
※気象庁の過去の気象データ検索の平年値を参考にグラフ化(1981~2010)
宮崎県は九州地方の南東部に位置する南北に細長い県です。
気候は九州地方のなかでももっとも温暖で、冬の季節風が九州山地に遮られるために、平地ではめったに雪がふることはありません。県内の海岸では、アフリカ原産のフェニックス(ヤシの一種)がみられ、そてつ、はまゆうなどの亜熱帯植物も自生しています。
⇒ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):宮崎
⇒ 宮崎の週間天気予報
鹿児島県の気温や降水量などの気候の特徴
※気象庁の過去の気象データ検索の平年値を参考にグラフ化(1981~2010)
鹿児島県は九州の南に位置し、東は太平洋、西は東シナ海に面していて、鹿児島湾をはさんで薩摩半島と大隅半島がが大きく張り出しています。
気候は全般的に気温が高く、降水量も多くなっています。また、台風が来るとシラス台地の土砂崩れなどの被害がしばしば起こっています。
屋久島は周囲が約132kmの丸い形をした島で、貴重な自然が残された自然遺産として、世界遺産にも登録されています。
中でも、樹齢1,000年を超える屋久杉の原生林が有名で、特に樹齢7,200年とも言われている縄文杉は、世界最大の杉とされています。
⇒ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):鹿児島
⇒ 鹿児島の週間天気予報
まとめ
九州南部の梅雨入りは、気象庁の過去のデータによると、
最も早い梅雨入り時期が、1956年の5月1日頃
最も遅い梅雨明け時期が、1957年の8月8日頃
となっています。
宮崎県の北西部には、険しい九州山地があり、山間には深い谷が刻まれています。90m前後の絶壁のある高千穂峡は景勝地として有名ですね。
南西部の鹿児島県との県境には、韓国岳、高千穂峰などの火山の集まった霧島山があります。大淀川の下流域には宮崎平野が広がっています。なんぶの盆地や台地にはシラスと呼ばれる火山灰地が広く分布しています。
鹿児島県には火山が多く、鹿児島湾の中央部にある桜島の御岳が噴煙をあげています。雄大な山の姿は県のシンボルとして親しまれています。霧島山や開聞岳などの火山もあり、火山灰が積もったシラス台地が広がっています。
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