偕楽園(茨城県水戸市)の梅の見頃時期と梅まつり・開花情報について調べてみました。
偕楽園の観梅は、2月下旬から3月中旬まで観ることができます。日本三名園の一つとして有名な偕楽園。梅の公園として全国で知られています。歴史ある偕楽園の綺麗な梅林をのんびりと見て回りましょう。
偕楽園の梅の見頃時期と梅まつり
偕楽園は、茨城県水戸市にある日本庭園です。偕楽園は千波湖周辺も含めて偕楽園公園といい、300haという広大な広さで都市公園としては、ニューヨークのセントラルパークの次の広さを誇っています。
偕楽園には、100種類3000本もの梅の木が植えられており、梅の異称である好文木(こうぶんぼく)から名前をとったとされる好文亭があります。そして、偕楽園と一対になっている弘道館も梅の名所として有名です。
水戸徳川藩の第9代藩主徳川斉昭が、造園構想を練り上げ、水戸の千波湖にある七面山を切り開いて、回遊式庭園にすることを考えていました。天保4年に考えられた偕楽園の造園構想は、天保12年4月から翌年の天保13年6月まで工事が行われ、7月に開園されています。
偕楽園は、日本三名園の中で唯一、入園無料で梅を楽しむことができます。ただし、好文亭は有料となっています。
偕楽園の梅の花情報
2月下旬~3月中旬 | |
約3000本 | |
早咲き:八重寒紅、冬至梅、烈公梅 中咲き:月影、月宮殿、水心鏡、見驚、遅咲き:江南所無、白加賀、思いのまま、黒田など約100品種 |
偕楽園の梅の花
白やピンクや赤と色とりどりの梅の花が咲き乱れている偕楽園の梅の花は、見るものを魅了します。
気品あふれるご婦人、上品な出で立ちのお嬢様、高潔な紳士・・・梅の花の花言葉は、「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」「独立」「厳しい美しさ」「あでやかさ」「気品」といった人の美しさ・出で立ちなどを表す言葉が多いです。
偕楽園の梅まつり
水戸の梅まつりは、春先に行われる年が変わって一番初めに行われるイベントです。この梅まつりの料金は無料で、毎年開催されていて、全国各地から偕楽園の梅を観にきます。
梅まつりに合わせて、観梅ツアーが多く組まれることから旅行も含めて、楽しみにくる人がたくさんいます。
関東周辺からなら、観梅バスツアーがおすすめです。毎年バスツアーが組まれ、日帰りで寿司食べ放題、イチゴ狩り、袋田の滝など観光と食事も楽しめます。はとバスツアーは人気が高く、平日でも満員になることがあります。
梅の品種が多く、早咲きから遅咲きまでありますので、長期間の間、梅の花を楽しむことができるのが偕楽園の観梅の特徴です。また、3月になると閉園時間を延長して、夜間ライトアップされた観梅を楽しむこともできる夜梅祭ようになります。
園内には数千個のロウソクが置かれ、園内を幻想的な雰囲気に彩ります。
偕楽園の梅まつりの混雑状況
毎年、100万人以上の来場者が偕楽園の梅の花を観にきます。大手旅行会社でツアーが組まれる程、人気のあるツアーとなっているので、土日祝日はもちろん混み合いますが、平日も自治体で来る人や年配者の方が多く来られています。
特に日曜日は観梅デーでは、野点茶会・梅林の賑わい〜太鼓・舞〜・水戸黄門まつり太鼓などのイベントが行われるので、特に混雑します。
偕楽園梅まつりの花火
毎年、大好評の夜梅祭。こちらは、梅まつりのイベント開催中に一夜限りのイベントになります。キャンドルが美しく、その上を花火が彩り、上と下から微かな明かりが夜の梅を照らし、楽しむことができます。
梅酒大会
全国の梅酒180種類以上の試飲ができるイベントが好評。でも、運転手さんは飲んではダメですよ。これが各地の梅酒の香りや色、とろみなどが違うので梅酒が好きな人にとっては堪らないイベントが常磐神社境内行われます。
料金:前売500円、当日600円
- 公式サイト:水戸の梅まつり(偕楽園)
- YouTube動画:磯山さやかの旬刊!いばらき『水戸の梅まつり』
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