羽根木公園(東京都世田谷区)の梅の見頃時期と梅まつり・開花情報について調べてみました。
羽根木公園の観梅は、2月中旬から3月上旬まで観ることができます。公園の南側に梅園があり、梅のシーズンになると中高年の人が多く公園に訪れ、梅の花を観に大勢の人が訪れます。
羽根木公園の梅の見頃時期と梅まつり
羽根木公園は、野球場やテニスコートがあり、休日になるとスポーツを楽しむ人や、アスレチックのプレーパークで遊ぶ親子の姿、ジョギングやウォーキングをしている人などで賑わっています。梅林は、羽根木公園の南側にあります。
色々な梅が植えられていて、第15回の梅まつりの時に植えられた中国野梅。早咲きの梅で1月中旬ごろから咲き始めます。この中国野梅は、1300年前くらいに遣唐使が日本に帰ってくる時に持ち帰ってきたものです。
菅原道真公の伝説で名高い大宰府天満宮の飛び梅を株分けしてもらった太宰府からの飛梅。この梅は、太宰府天満宮の神木として知られている梅の木で白梅ですが、こちらには紅と白とがあります。
他にも、羽根木公園の梅林の中で12月末から蕾が膨らむ八重寒紅の他、一重野梅・八重野梅、青梅市からの梅の古木・しだれ梅・唐梅・見驚などの種類の梅が植えられ、梅の花の咲く時期が異なるので3月上旬頃まで梅を楽しむことができます。
羽根木公園の梅の花情報
2月中旬~3月上旬 | |
約650本 | |
紅梅、白梅、思いのまま、見驚、花香実など |
羽根木公園の梅の花
羽根木公園は約9万㎡という広さがあり、梅林が広がる南側には、薄紅色の花を咲かせる見驚や花香実や白梅が咲き誇ります。
約650本の梅があり、紅梅が約230本、白梅が約420本植えられています。白梅が多いんですね。
羽根木公園のせたがや梅まつり
せたがや梅まつり期間中の土・日・祝日はイベントが開催されます。催し物は野点や抹茶サービス、甘酒、餅つき、子供デーには乗馬体験、筝曲演奏、太鼓、俳句会なども開催され、植木・園芸市、物産展、売店(屋台)も多く出店しています。
屋台では、梅にちなんだ梅大福や梅ジャム、梅ジュースなどの食べ物が人気で列が出来ています。
公園内には、休憩所や茶室があります。梅まつりの期間、星辰堂で茶席が用意されていて、梅を見ながら休憩することができます。事前に整理券を受け取る必要があります。
羽根木公園の梅まつりの混雑状況
羽根木公園で開催される、せたがや梅まつりには毎年30万人以上の人が訪れ賑わいます。中高年層の人が多いですが、公園に遊びに来た家族連れも多く来ています。
そのため、車で来ると周辺の駐車場が満車になり駐車することができません。公園の北側に50台程度の有料駐車場がありますので、そこを利用する人が多くいます。
車よりも電車で来たほうがいいと思います。
羽根木公園の梅まつりの抹茶野点
お抹茶のお点前を観たいという人が多く、抹茶野点が開催される時は人が多く場所を囲んで見学しています。
休憩所にもなっている星辰堂でもお薄(抹茶)を頂くことはできますが、カウンターに座り、運ばれてくるのを待つだけですので、お抹茶をたてているところを観ることはできません。
私もそうですが、外は寒いから星辰堂の整理券をもらうのに並んで楽しみにしていましたが、お点前を見ることができずに残念。恐らくこんな人、多いと思います。お点前を見るなら、抹茶野点です。
羽根木公園へのアクセス情報
- 住所:東京都世田谷区代田4-38-52
- 交通(電車):小田急梅ケ丘駅→徒歩5分
- 駐車場:無し・・・近隣有料駐車場利用
- URL・・・羽根木公園