仕事をしていると毎日のように頭痛がして頭痛が始まると痛みで仕事に集中できなくなります。
最近は、吐き気とめまいもするようになり頭痛に悩まされています。病院に行き緊張型頭痛と診断され同じような悩みを持っている人の少しでも参考になればと思います。
頭痛で悩む人は、どのくらいいるのか?
勤めている会社でも、頭痛持ちの人は男女問わず、多くの人が頭痛を持っているように感じます。全国の15歳以上の3人に1人の人が頭痛で悩んでいるのです。(北里大学 疫学調査より)
男性よりも女性の方が頭痛持ちの人が多く頭痛の悩みを持っています。
頭痛にもいくつかの種類がある
頭痛は日常的によくみられる症状ですが、頭痛の原因は次のように分類されています。
臓器に病気がない場合に起きる機能性頭痛、臓器に病気がある場合の症候性頭痛です。
機能性頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、症候性頭痛には、脳腫瘍、くも膜下出血、脳の血管炎などあります。
片頭痛と緊張型頭痛と群発頭痛の違い
片頭痛とは、月1回から週2回程度の頭痛が起きます。痛みは数時間から長い人で3日間続く人もいます。
頭の片側のみに痛みがあるのが特徴で、脈を打つようにズキンズキンと強い痛みがあります。
緊張型頭痛には2つあり、反復性緊張型頭痛と慢性緊張型頭痛があります。
反復性緊張型頭痛は、1ヶ月間の頭痛の数が15日未満、慢性緊張型頭痛は、毎日のように頭痛が起こります。
痛みは30分程度から1週間続くこともあり、頭の両側や後頭部、または頭全体がギューッと締め付けられたり、鈍痛が続きます。
群発頭痛とは、1~2ヶ月間に集中して15分から3時間程度の頭痛が毎日起こり、頭の片方だけが痛みます。痛みは、眼の奥に激痛が走ります。
頭痛の種類別の割合としては、
- 緊張型頭痛・・・56%
- 片頭痛・・・22%
- 群発頭痛・・・22%
あなたの頭痛は、どのタイプでしょうか?
頭痛程度で病院にいけない・・・
市販薬の鎮痛薬(アスピリンやバファリンなど)を飲んで痛みを和らげたりします。
薬を飲めば痛みが和らぐからといって安心してはいけません。
頭痛の原因が脳腫瘍やくも膜下出血、脳の血管炎など頭の中の病変が起因している場合もあるからです。
主治医の先生によれば、1ヶ月に10日間、市販鎮痛薬を飲むようであれば病院に1度、相談した方が良いとのことでした。
我慢しようと思えば、我慢できる程度の痛みであっても次第に悪化して、吐き気やめまいなどにつながる原因となります。
何事もそうですが、症状が進んでしまってからでは、治療にも時間が掛かりますし、完治するまでの時間も長期間になります。
頭痛くらいで病院にいけないとか会社を休めないと思っていても、一度、病院で診てもらって下さい。
自分の頭痛との付き合い方だけでも分かれば、対処の仕方もでてきます。
頭痛が始まる直近でコンサートに行き、頭を激しく振っていたなら「ヘッドバンギングによる硬膜下血腫」の危険性があります。
頭痛程度でと思わずに病院で診てもらいましょう。
頭痛の要因となるのは・・・
気圧や精神的ストレスの変化や光や音などでも頭痛を誘発する人もいます。
気圧で頭痛が起こる人は、天気が悪くなる、1日とか2日前の気圧の変動で頭痛が発生します。
「頭痛で天気が分かるのよ」なんて呑気なことを言っている場合ではありません。
また、1日中コンピュータや携帯・スマホを扱っている人も頭痛を誘発していることが多いのです。
頭痛を誘発している原因は、その「姿勢」です。首を前のめりにするうつむき姿勢になることで、肩や首だけで支えようとするので筋肉が硬くなってしまうのです。
頭痛を和らげるにどうしたら良いのか?
首や肩の筋肉のこりをほぐす方法がいくつかあります。私が実践して、効果を感じられ、予防対策になる方法を紹介します。
頭痛体操
肘を曲げて身体を回します。
正面を向いて肩と腕を左右水平に回します。
その時、頭は動かさずに正面を向いたままにして2分間します。
この体操は、いくつか有ります。今回は頭痛を和らげるための体操に効く、肩こりの体操をご紹介します。
肩や首の筋肉をほぐすことで頭痛を和らげていきます。